Australian Embassy Tokyo
在日オーストラリア大使館

科学外交

オーストラリア政府による「全国イノベーション・科学アジェンダ」を支援すべく、オーストラリア大使館では、科学や教育、イノベーションが将来の日豪関係においてより大きな注目を浴びるよう、既存の協力活動の強化に努めています。

オーストラリア大使館の教育科学部では、こうした協力を支援するために、日豪両国の政府機関や各分野団体、研究機関、産業界と共に行動しています。

大使館の主な活動については、以下の通りです。

  • 日豪両国の研究者や産業界における、質の高い協力関係の強化
  • オーストラリアの研究やイノベーション、技術の質の高さを伝えるための活動
  • 両国間における学生の双方向移動を増やすための、パートナーシップの強化

 

オーストラリアの国際協力について詳しく知りたい方は、こちらのウェブサイトをご参照下さい:

 

 

全国イノベーション・科学アジェンダ

マルコム・ターンブル首相は2015年12月7日、「全国イノベーション・科学アジェンダ」を発表しました。このアジェンダは、経済のイノベーション化や企業家精神を推進する上で、大きなステップとなるものです。

この政策には、オーストラリアのあるべき将来の姿が打ち出されています。賃金の高い雇用や、新しい経済繁栄の波を生み出すには、イノベーション・科学の分野で新しい考えを取り入れ、新たな成長の牽引役を作り出す必要があります。イノベーションや企業家精神に機会を与えると共に、リスクを取る者に見返りを与え、学校で科学や数学、コンピューターの授業を推進するために、政府は11億豪ドルの拠出を行います。

「全国イノベーション・科学アジェンダ」は、以下の4つの点に重点を置いています。

  • 文化と資本
  • 協力・共同作業
  • 技能と才能
  • 政府による手本

詳しい内容については、本アジェンダのウェブサイトをご覧下さい。

PM Turnbull with ASIMO

ASIMOに挨拶する首相(日本科学未来館)

 

本アジェンダの発表後、初の外遊先となった日本(日本科学未来館)で、ターンブル首相は記者会見を開き、イノベーションの裾野を広げるために、日豪両国が科学協力を行うことの重要性を語りました。

学校や大学、科学機関、企業などにおいて、オーストラリアと日本の間には、実に 幅広い交流関係が生まれています。このためオーストラリア大使館では、戦略的な科学外交を通じ、日本の研究者や財界との質の高い協力関係をいっそう強化すると共に、オーストラリアの研究やイノベーションの優れた成果を、広く知ってもらうよう努めています。

この分野での最近の活動としては、以下の点が挙げられます。

  • 京都で開催された「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(STSフォーラム)」年次総会への参加
  • 二国間交流を通じて、新進の研究者同士の交流関係を深める「日豪若手研究者交流促進事業(ERLEP)」への支援
  • 海洋科学分野におけるロボティクスを取り扱う海洋研究開発機構(JAMSTEC)と共同でのセミナー、交流イベントの開催
  • 各分野での日豪協力についてまとめたファクトシート(英語・日本語)の作成

 

イノベーション、科学、研究におけるオーストラリアとのパートナシップ

オーストラリア政府は、「イノベーション、科学、研究におけるオーストラリアとのパートナシップ」と題した報告書を発表しました。報告書はこれらの分野におけるオーストラリアの取り組みを世界に紹介するもので、連携のメリットや、基本政策、インフラの活用、パートナーとなりうる組織や投資の機会などについて、説明しています。報告書(日本語)はこちらをご覧ください。

 

注目の科学外交:ウィーメン・イン・サイエンス

科学・技術や工学、数学の分野(STEM)における女性の研究やキャリアに影響を及ぼすような文化的、制度的な要因を克服するために、オーストラリアと日本は行動を共にしています。こうした努力を支援すると共に、2016年の国際女性デーを祝うために、オーストラリア大使館では2016年3月3日、「ウィーメン・イン・サイエンス」と題したイベントを開催しました。

Women in Science event

2016年3月の大使館「ウィーメン・イン・サイエンス」イベントにて、挨拶するブルース・ミラー駐日オーストラリア大使

 

豪日交流基金のブロンウィン・エバンス理事が司会を務め、ニューカッスル大学の学長であり、オーストラリア男女平等イニシアチブ科学運営委員会委員であるカロライン・マクミラン教授や、内閣府総合科学技術会議常勤委員である原山優子氏が参加しました。

このイベントは女性の活躍を称え、日豪両国における男女平等に向けた進捗状況を話し合う上で、素晴らしい機会となりました。

オーストラリアのSTEM分野における男女平等について、詳しく知りたい方はSAGEのウェブサイトをご参照下さい。