Australian Embassy Tokyo
在日オーストラリア大使館

オーストラリアは東北と共に

オーストラリアは東日本大震災以降、宮城県南三陸町、福島県飯舘村、岩手県を はじめとする地域を支援してきました。オーストラリアの対東北支援は政府間の枠組みを超え、自治体やコミュニティーレベル、そしてビジネスの分野へと多面化しています。

オーストラリアは長きにわたり日本の友人、よきパートナーであり、今後も継続して共に歩んでいきます。こちらのページでは、オーストラリア大使館が携わってきた東北支援のプロジェクトの一部を紹介します。

 

活動記録(各年ごと)

 

2016年9月 - オーストラリアジャズミュージシャン 岩手学校訪問

オーストラリアを代表するピアニストのポール・グラボウスキーは昨年に引き続き2016年も来日し、被災地の学校を訪問。今年は「ポール・グラボウスキー・カルテット」として4人組で気仙小学校、釜石市立唐丹中学校で演奏を披露しました。こども達に「ジャズとは何か」を説明し、即効演奏や校歌をジャズアレンジするなどして、児童らにジャズの楽しさを伝えました。

 

 

2016年8月 - Support Our Kids ホームステイプログラム

東日本大震災被災児童自立支援プロジェクト「Support Our Kids」 の海外ホームステイプログラムin オーストラリアが8月に行われました。Education Queensland Internationalやクラブ・オーストラリアのご協力を得て、東北地方の中高生の皆さんが2週間ブリスベンでホームステイをしました。

2週間の滞在を経て帰国した生徒は、オーストラリアでかけがえのない経験ができたことを語ってくれました。帰国してもなお、この経験を今後の人生に活かせる様に頑張りたいとそれぞれの胸のうちを語ってくれました。

 

2016年5月 - オーストラリア・ボランティア・ウィークエンド

オーストラリア・ニュージーランド商工会議所ならびにクラブ・オーストラリアとの毎年恒例の南三陸訪問により、60名を超えるオーストラリア企業・団体・大使館スタッフにて開催されました。初日は、町の方々との交流、南三陸町オーストラリア友好学習館(通称:コアラ館)での植樹式、子どもたちとのストリート・ラグビーが行われ、翌日曜日は同町の「福興市」 に参加し、オージー・スタイルの食事や飲料を提供しました。福興市には、売り上げの179,900円を寄付することができました。

2016年3月 - 東日本大震災5周年 オーストラリア大使館追悼行事

オーストラリア大使館では、2011年3月の東日本大震災の追悼行事として、震災後、様々な活動を通して強い友好関係を築いてきた南三陸町の方々をお招きし、当時の震災経験と現在の町の復興状況などについてお話していただきました。また、震災直後にオーストラリアから派遣された都市捜索救助隊のリーダーを務めたロブ・マクニール氏にも、当時の活動の様子、そして今回の来日中に同町を再訪した体験もお話いただきました。ミラー大使はじめ、当時震災を経験した職員もしてなかった職員も甚大なる震災の被害について再度考えさせられました。

2016年3月 - 東日本大震災5周年 南三陸町追悼式典

2016年3月11日に行われた南三陸町の東日本大震災追悼式典にオーストラリア大使館の代表団が出席しました。5年前、震災直後に南三陸町で捜索活動に参加したロブ・マクニール隊長、ならびにイーモン・パーセル救急隊員も来日し、南三陸町の佐藤仁町長に表敬訪問をしました。

2015年9月 - オーストラリアジャズミュージシャン 岩手学校訪問

2011年3月の震災直後から、オーストラリアのミュージシャンたちが被災した岩手県内の小・中学校を訪れ、ジャズの楽しさを通じて子どもたちを勇気づけようという催しを行っています。この取り組みは今年で5回目の開催となりました。

今年はPaul Grabowsky Trioという世界的に活躍するトリオのジャズバンド が来日し、9月8日に田野畑村立田野畑中学校、同9日に野田村野田小学校、そして10日に久慈市立三崎中学校を訪問し、こども達を前に本格的なジャズ音楽を披露。一緒に校歌も演奏し、子供たちを楽しませました。

2015年8月 - Support Our Kids ホームステイプログラム

被災地の子供たちに留学体験を届ける Support Our Kidsのプログラムのもと、東北の中高生10名がクイーンズランド州ブリスベンでの2週間のホームステイプログラムに参加しました。出発前、事前研修の 締めくくりとしてオーストラリア大使館を訪問し、支援者の皆さんの激励を受けました。 オーストラリア好きのファンクラブ「クラブオーストラリア」の柴俊夫さんはじめ、クイーンズランド州政府、ANZ銀行の方々の前で日本語と英語で自己紹介をし、オーストラリアでしたいこと、また自らの震災体験などについて発表しました。

2週間のホームステイを通して、たくさんのオーストラリアの人と交流をし、自分たちの将来に繋がる経験をしたいと意気込みを話してくれました。8 月14日に帰国したグループは、2週間で学んだ事、感じた事、将来に向けて頑張りたいことなど各々が力強く報告をしてくれました。メモなどを見ず、自分の言葉で語ってくれる様子は2週間の体験の大きさと重みを物語っていました。

本プログラムは2012年より、豪日交流基金助成のもと実施されてきました。南三陸町中学生研修旅行に続くプログラムとして、引き続き行なわれる予定です。

SOK Australia 2015: 震災プレゼンテーションビデオ https://youtu.be/ArjsHjoY7Uo
SOK Australia 2015: 2週間のホームステイビデオ https://youtu.be/7mSgFqRxkvw

2015年5月 - 合同東北ボランティアウィークエンド

5月30日-31日の2日間、オーストラリア大使館職員とその家族らは、オーストラリア・ニュージーランド商工会議所(ANZCCJ)が定例で開 催している南三陸町へのボランティアツアーに参加しました。クラブオーストラリアのメンバーも参加し、南三陸町の方々と交流し。清掃作業などもおこないました。

2015年5月 - ポリグロットシアター 南三陸町を再訪問

メルボルンを拠点に活動する 演劇集団ポリグロットシアター は2013年11月に開催した「ぼくらの町」に続いて、2015年5月に同町を訪問しました。今回は日本のNPO法人 あっちこっち と協力し、「こどもたちがしきる」という、こどもからお年寄りまで楽しめるプロジェクトを届けました。

 

2015年3月 - Support Our Kids チャリティーディナー

2015年3月、豪日交流基金の協力のもと、大使館は南三陸町のオーストラリア友好学習館(通称コアラ館)で働く阿部貴世江さん、同町教育委員会生涯学習課の佐々木仁一さん、そして豪日交流基金が幼稚園への遊具贈呈や移動図書館の助成などで支援した飯舘村からは菅野典夫村長、そして同村議会の佐藤長平さんを東京にお招きしました。

4名には豪日交流基金の助成金プログラム受賞団体で自立支援リーダーシッププログラムを企画しているSupport Our Kids(SOK)により開催されたチャリティーディナーにご出席いただき、オーストラリアが支援する自治体の皆様にお集まりいただく機会となりました。

南三陸町の阿部さん、佐々木さんは翌日も東京のオーストラリア大使館にて、震災後の体験についてお話をいただきました。阿部さんは、コアラ 館の写真をみせながら、震災後新しく建てられた施設が地元の方にどのような場を提供しているかを説明しました。また、2012年に行なわれた中学生の オーストラリア研修旅行に参加された娘さんについてもお話いただき、「オーストラリアに行ってはじめて笑顔を取り戻すことができた」と涙ながらに語ってくれました。

佐々木さんは、九死に一生を得た震災当日の体験について語り、4年過ぎた今も様々な爪痕を残す震災のすさまじさを伝えました。

 
 

2015年3月 -司法大臣 南三陸町を訪問

2015年3月にマイケル・キーナン司法大臣が南三陸町を訪問しました。 キーナン大臣は同町に津波がどのような被害をもたらしたかを、町の職員に案内された後、佐藤仁町長と面会しました。大臣は南三陸町オーストラリア友好学習館(愛称:コアラ館)を訪れ、日本で出版されたばかりの、「オーストラリア現代文学傑作選」の小説「スラップ」を図書館に贈呈しました。

2014年9月 - オーストラリアジャズミュージシャン 岩手学校訪問

豪日交流基金助成のもと、ジャズバンドのクッキン・オン・スリー・バーナーズ来日し、東京JAZZで公演したのち、東北地方をツアーしました。

ジャズミュージシャンの岩手県被災地の学校訪問は、本ツアーで4回目を迎え、生徒と先生と一緒に踊りながら、ファンクなジャズサウンドを披露しました。学校でパフォーマンスやワークショップを実施した後、定禅寺ストリートジャズフェスティバル in 仙台の復興支援ステージにも出演しました。

2014年4月 - 豪国立科学技術センター(クエスタコン)2014サイエンスサーカスツアージャパン東北地方を巡回

設立25周年を記念して、豪国立科学技術センタークエスタコンのサイエンスサーカスツアーが日本科学未来館で開幕し、2014年4月29日より南三陸町をはじめとした東北地方を巡回しました。

2014年3月 - 南三陸町中学生春休み オーストラリア研修旅行

2014年3月に南三陸町の中学生20名が、豪日交流基金の助成の下、研修旅行のためクイーンズランド州を訪れました。中学生達は、英語授業、ホームステイやボランティアなど、様々なプログラムを体験しました。

 

2013年11月 - 演劇集団ポリグロット・シアター、南三陸町でパフォーマンスを開催

2013年11月2日(土)にメルボルンの演劇集団ポリグロット・シアターが、東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県南三陸町で、3,000個のダンボールを使い、理想の町を作りあげる参加型パフォーマンス「わたしたちの町」を開催しました。

2013年9月 -オーストラリアジャズミュージシャン 岩手学校訪問

エチオピア出身のデレブ・デサレンがボーカルを務める、8人組のオーストラリア・ジャズバンド「デレブ・ザ・アンバサダー」が、東日本大震災の影響を受けた岩手県にある3つの学校を訪問し、生徒たちとジャズ音楽を通じた交流活動を行いました。太平洋に面した岩手県宮古市、山田町の中学校、大槌町の高校を訪れた「デレブ・ザ・アンバサダー」の一行は、被災地の生徒たちのためにジャズ演奏を通じた交流会を開催しました。軽快なジャズの曲を聞いて、生徒たちは体全体で音楽を楽しんでいました。

 

2013年3月 - 南三陸町中学生春休みオーストラリア研修旅行

2013年3月、南三陸町の中学生20名が、豪日交流基金の助成の下、 研修旅行 のためビクトリア州を訪れました。中学生達は、英語授業、ファームステイや有名なフィリップ島のペンギン・パレード見学など、様々なプログラムを体験しました。

2013年1月 - オーストラリア・ニュージランド銀行、南三陸オーストラリア友好学習館を建設

南三陸オーストラリア友好学習館(愛称:コアラ館)の落成式が、2013 年1 月19 日に南三陸町にて、佐藤仁町長、ブルース・ミラー駐日オーストラリア大使、ピーター・デイヴィスオーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の在日代表出席のもと、行われました。コアラ館は、図書室、学習室、研修室を備えた生涯学習施設として、南三陸町内で初めて震災後再建された仮設でない公共施設となりました。

詳しくは こちら

2013年1月 - 飯舘村に移動図書館を寄贈

2013年1月、豪日交流基金の助成およびクイーンズランド州アイロンサイド・ハイスクールの資金提供により、飯舘村の人々のために、避難先を巡回する 移動図書館が寄贈されました 。ブルース・ミラー駐日大使は「移動図書館が地域を結ぶ助けになれば」と語っています。

 

2012年10月 - オーストラリア海軍乗組員、飯舘村の被災者を訪問

2012年10月、オーストラリア海軍フリゲート艦シドニー(HMAS Sydney)の乗組員が飯舘村の被災者が通う幼稚園および中学校を 訪問しました

乗組員達はまた、飯舘村の菅野典雄村長および豪日交流基金助成オーストラリア視察から帰国したばかりの佐藤長平村議会議長と面会しました。

2012年10月 - 被災自治体代表者によるオーストラリア視察

2012年10月、南三陸町の佐藤仁町長と福島県飯舘村の佐藤長平村議会議長が、 自然災害の長期的影響への取り組みについての経験を共有するため、豪日交流基金の助成により オーストラリアを訪問 しました。

 

2012年9月 - オーストラリアジャズミュージシャン 岩手学校訪問

オーストラリアのジャズシンガー、スティーヴン・ロシートと彼の率いるバンドのメンバーが、週末に開催された国内最大級のジャズの祭典−東京Jazzフェスティバルでの公演を終え、被災地である岩手県の二校の中学校を訪問しました。八幡平市立松尾中学校と大槌町立吉里吉里中学校を訪れた彼らは、地元の生徒さんたちと音楽を通じた交流を行いました。吉里吉里中学校に通う生徒の約3分の1は、今なお仮設住宅での生活を余儀なくされています。

スティーヴンとバンドのメンバー達は、数曲を披露した後、生徒さんからの質問に答えました。その後、松尾中学校のジャズ・オーケストラの演奏や、吉里吉里中学校のコーラス部の合唱を聞き、中学生の素晴らしいパフォーマンスに、オーストラリアのミュージシャン達は、いたく感動した様子でした。

2012年7月 - 再生オーストラリア・ハウス

「オーストラリア・ハウス」は、築100年の木造民家を改装し、オーストラリアのアーティストが滞在しながら作品を制作・発表する日豪文化交流の拠点として誕生しました。しかし2011年3月11日に発生した東日本大震災の翌日、長野県北部地震によりその建物は全壊しました。豪日交流基金、十日町市及びその他機関からの助成・協賛により、「オーストラリア・ハウス」の再建は早い段階で決まり、新しい「オーストラリア・ハウス」は、オーストラリアと越後妻有地方とのつながりを引き続き深めると共に、オーストラリアから日本への復興支援の象徴として再建されることになりました。

「オーストラリア・ハウス」設計提案公募の選考会にて、日本を代表する建築家の安藤忠雄氏(プリツカー賞受賞)率いる審査委員会の満場一致で、シドニー在住のオーストラリア人建築家アンドリュー・バーンズ氏(アンドリュー・バーンズ・アーキテクト(Andrew Burns Architect)所属)による設計提案が最優秀に選ばれました。そして2012年7月に再生オーストラリア・ハウスはオープンしました。

詳しくは こちら

 

 

2012年4月 - 豪日交流基金が飯舘村草野・飯樋幼稚園に遊具を贈呈

2012年4月、、飯舘村の避難生活先である福島県飯野町に仮設された飯舘村草野・飯樋幼稚園の開園に合わせて、豪日交流基金が 遊具を贈呈しました 。

ブルース・ミラー駐日大使および豪日交流基金のメラニー・ブロック理事が、菅野典雄飯舘村村長および佐藤長平飯舘村議会議長とお会いし、園児達に新設遊具のお披露目をしました。

 

2012年3月 - 南三陸町中学生春休みオーストラリア研修旅行

2012年3月、南三陸町から24名の中学生が、 研修旅行 のためゴールドコーストを訪れました。生徒たちは、オーストラリア人家庭にホームステイをしながら、地元校の授業に出席したほか、観光を楽しみました。

2012年3月 - 東日本大震災犠牲者南三陸町追悼式

2012年3月11日に行われた東日本大震災犠牲者南三陸町追悼式には、オーストラリアを代表し、当時のオーストラリア国防軍副司令官マーク・ビンスキン空軍中将、および都市捜索救助隊を指揮したロブ・マクニール ニュー・サウス・ウェールズ州消防隊主任監督官が、大使館代表と共に、参列しました。

ロブ・マクニール主任監督官はまた、大使館で、東京の高校生たちを前に、 南三陸町における自らの経験 を語りました。

 

2011年10月 - 福興市への参加

オーストラリアは、2011年10月に南三陸町で開催された 「福興市」に参加 しました。60名以上のオーストラリア人および大使館職員が、復興支援のため同町を訪れました。

大使館職員はまた、「復興市」への2度目の参加を果すため、2012年4月に同町を 再訪しました

 

2011年9月 - オーストラリアジャズミュージシャン 岩手学校訪問

オーストラリアのジャズミュージシャン“ミスインタープロテート”は震災から半年後の2011年9月に岩手県を訪れ、学校での演奏・ワークショップを実施しました。岩手県文化振興事業団の協力のもと、陸前高田市の気仙中学校と広田中学校、そして宮古市の鍬ケ崎小学校 を訪問しました。 生徒にとっては初めての本格的なジャズを聞く機会となりましたが、日本の「ふるさと」なども演奏し、生徒立ちを楽しませてくれました。

 

2011年4月 - 元ギラード首相の訪問

オーストラリアの当時の首相であるジュリア・ギラード氏は、震災後間もない2011年4月に訪日し、東京および南三陸町を訪れました。外国首脳として、最初の被災地訪問でした。

南三陸町で、ギラード首相は、佐藤仁町長と会談した他、避難所で生活する被災者を見舞いました。また、佐藤町長の要請に基づき ギラード首相が発表した食糧支援 が、4日後に同町に到着しました。

2011年3月 - 東日本大震災の初動対応

震災直後、オーストラリアから76名の都市捜索救助隊が南三陸町に派遣され、捜索活動に携わりました。

都市捜索救助隊をオーストラリアから輸送した空軍のC-17輸送機は、日本に留り、人道支援のため、物資や機材の輸送任務に携わりました。国防軍パシフィック・アシスト作戦の一翼を担ったC-17輸送機の出動は23回を数えました。