Australian Embassy Tokyo
在日オーストラリア大使館

オーストラリアの芸術・文化

アボリジナル・アートと先住民文化

オーストラリアの先住民アボリジニは、現在も続く、世界最古の文化の一つを今に受け継いでいます。考古学的に、オーストラリアには6万年以上も前から人が住み続けていると言われています。またトレス 海峡諸島民は、何千年も前に、オーストラリア北部クイーンズランド州の最先端とパプアニューギニアのあいだにある島々に、初めて定住したメラネシア系の先住民です。
オーストラリアの先住民文化は多岐にわたり、オーストラリアの国としてのアイデンティティやアートシーンに大きな影響を与えています。

日本で近年行われたオーストラリアの先住民の芸術・文化の紹介はこちら

 

ビジュアル・アート

現代オーストラリアのビジュアル・アートは多様で、オーストラリア人アーティストは国際的な芸術祭に、数多く参加しています。

日本で近年行われたオーストラリアのビジュアル・アートの紹介はこちら

 

ファッションに見るオーストラリアのアイデンティティ

パワーハウス・ミュージアム キュレーターのグリニス・ジョーンズ氏が、「ファッションに見るオーストラリアのアイデンティティ」と題して、2016年6月6日にオーストラリア大使館で講演しました。ビーチファッションやダイアナ妃愛用のセーター、オーストラリア在住のファッションデザイナー・五十川明氏について触れています。講演全文はこちら

 

メディア・アートとバイオ・アート

オーストラリアは、パトリシア・ピッチニーニSymbioticAジェフリー・ショ−、トロイ・イノセントステラークなど、メディア・アート分野で、多くの一流アーティ ストを生んでいます。

近年日本に紹介されたオーストラリアのメディアアートはこちら

 

舞台芸術

オーストラリアの舞台芸術は活気に満ちています。


コンテンポラリー・ダンスでは、Bangarra Dance TheatreSydney Dance CompanyAustralian Dance TheatreChunky Move などが、その身体能力、そしてオーストラリア独自のスタイルと多様性が国際的にも高く評価されています。また政府の支援もあって、様々な規模のカンパニーが活動し海外ツアーも行っています。
更に、演劇も大変さかんです。オーストラリアの重要な舞台関係者養成機関、National Institute of Dramatic Art (NIDA) はケイト・ブラ ンシェットやヒューゴ・ウィービングなど国際的なスターを始め、50年以上にわたって、訓練を積んだ才能ある俳優や演出家、デザイナー、舞台監督、道具・技術担当者を輩出してきました。


こうして国際的には、広く知られ、愛されているオーストラリア演劇を日本の演劇ファンの皆様にも知って頂きたいと、オーストラリア大使館では、日本語訳されているオーストラリア演劇リストを作成しました。既に 多くの作品が日本語に翻訳され上演されています。

日本語訳されているオース トラリア演劇リスト


また、日本で近年行われたオーストラリアの舞台芸術公演はこちら

 

映画

スクリーン・オーストラリアの支援により、オーストラリアの映画業界は海外で成功を収めるまでに発展しました。ケイト・ブランシェット、ヒュー・ジャックマン、ニコール・キッドマン、ガイ・ピアース、ジェフリー・ラッシュ、 ナオミ・ワッツといった俳優陣が世界で活躍しています。オーストラリアは、日本でもショート ショート フィルムフェスティバルの出品作品の常連でもあります。また以下の通り、オーストラリアの短編映画の祭典、トロップフェス ト・イン・ジャパンが日本で開催されたり、定期的にオーストラリア映画も公開されています。
 

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音楽

クラシックから現代音楽、キッズのエンターテイメントにいたるまで、幅広いジャンルにわたり、オーストラリアのミュージック・シーンは活気に満ち溢れています。

世界的成功を収めたオーストラリアのミュージシャンには、AC/DCゴティエ、ニック・ケイヴ、INXSカイリー・ミノーグキース・アーバンジェフリー・グルムル・ユヌピングなどが挙げられます。またフジロックや東 京ジャズにもオーストラリアのミュージシャンが定期的に招聘されています。

近年、日本に紹介されたオーストラリアのミュージシャンについてはこちら

 

文学

オーストラリア文学は、時代と社会の流れと共に変化を遂げてきました。オーストラリア入植時に移植されたイギリス文学はオーストラリアが国として独立するなか、オーストラリアならではの背景を描写するようになりました。1973年には、オーストラリア人初のノーベル文学賞をパトリック・ホワイトが受賞し、世界的な評価を受けました。1970年代の多文化主義政策の導入を経て、移民文学・先住民文学と幅広く、オーストラリアの多民族社会を表わす、英米文学とは異なるオーストラリア独自の文学として確立してきました。

2012年からは、豪日交流基金助成の下、「オーストラリア現代文学傑作選」にて、日本ではまだ紹介されていない国際的評価の高いオーストラリア文学作品を紹介しています。

オーストラリア文学についてはこちら

 

オーストラリア・ハウス

オーストラリア・ハウスは、美しい大地の芸術祭の里の懐に抱かれた、オーストラリアの情報発信基地であり、また日豪交流の拠点です。

オーストラリアは、大地の芸術祭の「人間は自然に内包される」という理念に強く共感し、2000年の第1回以来毎回芸術祭に参加してきました。その間、継続してきた越後妻有地域との交流の結晶とし て、2009年にオーストラリア・ハウスは誕生しました。初代の建物は、空家となっていた新潟県十日町市浦田の伝統的な地域の民家を改装して蘇らせたもので、そこでは在日大使館を始めとするオーストラリ ア政府の支援を受けながら、地区の住民やサポーターとの協働によってアーティスト・イン・レジデンス・プログラムが活発に展開されていました。この建物は、2011年3月12日の長野県北部地震によって全壊し ましたが、日豪から再建を望む声が高まり、オーストラリア・ハウスは再生されることになりました。

2代目で、現在のオーストラリア・ハウスは、従来の機能に加え、日本の震災からの復興の象徴として、防災性や環境への配慮がなされた建物となりました。そして国際コンペティションにより選定されたオー ストラリアの建築家のデザインに基づき、日本の建築家、十日町市、地域住民、オーストラリア政府などの力を結集して建設され、2012年の大地の芸術祭の中心的な作品の一つとしてオープンしました。 2013年には、オーストラリア建築家による優れた海外プロジェクトに贈られるヨーン・ウッツォン賞を受賞しています。オーストラリア・ハウスは豪雪や地震など厳しい自然環境の中でも、人々の結びつきによって温 かく地域に根ざした場になることを目指しています。アーティスト、キュレーターや学生が滞在・制作・発表を行うレジデンシー、オーストラリアの多面的な文化の情報発信基地、日豪の様々なコミュニティーの交流 施設といった多様な機能を持ちながら、オーストラリア・ハウスは国際社会との対話の場を構築・提供していきます。

オーストラリア・ハウスに関する情報については、こちらをご覧下さい。