デジタルの手法を用いた学際的ワークショップ
2018年6月9日-10日
この二日間にわたるワークショップは、立命館大学とロイヤルメルボルン大学が共同で開催するプロジェクトです。
仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、人工知能(AI)などの複合現実の文脈における民族学にアプローチする手法として、学際的でユニークな方法に焦点を当てています。メディア、情報学、心理学、人類学、デザイン学とニュー・メディアなどを統合したテーマでセッションがおこなわれます。
本ワークショップは、2つの基調講演と、「誘発」と題されたセッションによって構成されます。
「誘発」セッションは10分から15分間の講義で、本分野における進行中のアイデアと、主な課題について討論が行われます。この手法は、フリートークを生産的な相乗効果とコラボレーションへと結びつける可能性に焦点を当てたものです。
ワークショップで扱われる主なテーマは、社会における仮想現実(VR)、クオンティファイド・セルフ(数値化された自分)と呼ばれる、自らの心拍などを数値化してとらえる概念、そしてプレイフル・インターベンションと呼ばれる、遊びを通しての心理療法、知覚経験を通した多感覚に訴えるエスノグラフィー、そして自動化が進む時代におけるキューレーションなどです。
日時:
6月9日 午後8時30分から
6月10日 午後6時から
場所:
立命館大学 衣笠キャンパス