背景
豪日交流基金(AJF)戦略は、本基金および在日オーストラリア大使館による半世紀にわたる取り組みを土台としている。地政学的および経済的、環境的、社会的状況が変化する中、本基金は様々な分野において、長期的な協力や交流を支援する。
オーストラリアと日本は今後5年間、一連の画期的成果を称える機会を設ける。2025年の日豪経済連携協定(日豪EPA)発効十周年、2026年の本基金創立50周年、1976年の日豪友好協力基本条約の締結50周年などがこれにあたる。こうした重要な節目を迎える中、本基金は過去を祝福する一方で、今後50年間への期待を膨らませる。
豪日交流基金のミッション
豪日国民間の関係・交流を拡大し深めると共に、関心や理解、信頼を育み、影響力を発揮すべく、お互いの国についての前向きなイメージの醸成に努める。
目標
- 両国や組織、コミュニティ間の新たな交流や協働、パートナーシップを促進し、既存のこうした関係を強化する。
- 本基金創立50周年の機会を活用したり、新旧の助成金受賞者、他の関係者の間にネットワークを構築するほか、革新的な協力を行うための技術的な基盤環境を活用する。
- 日本にオーストラリアのいまの姿を伝える。
- 目的を共有する組織との協力活動を行い、本基金によるオンライン活動、および主要イベントや会議への参加をいっそう充実させる。
- 豪日関係の育成・さらなる発展のために、次世代のリーダーを開拓する。
- 先住民の人々やその影響力に対する意識および理解を向上させる。
豪日交流基金戦略計画2025−30年の英語版はこちら