Australian Embassy Tokyo
在日オーストラリア大使館

過去のイベント 2011

2011年のイベント

Alex Kershaw at TWSクリエイター・イン・レジデンス

2011年1月5日-4月3日

オーストラリアのヴィジュアル・アーティスト Alex Kershawが、トーキョーワンダーサイト(TWS)のクリエイター・イン・レジデンスプログラムにて日本に滞在し、リサーチや作品制作を行っています。今回の滞在では日本の「生け花」の歴史と今日における実態を調査し様々な流派の実践者と関わりながら、最終的に映像インスタレーション作品として仕上げる予定です。

完成作品は4月2日からTWS全館で開催されるレジデンスプログラムの成果発表展で展示される予定です。作品の制作課程も、3月12日のオープン・スタジオで公開。オープンスタジオではゲスト・トークも予定されています。

 

楽天団公演『ケーキマン』

2011年1月20日-25日

オーストラリアの戯曲を数多く日本に紹介している演劇企画集団・楽天団。今回は、1975年に初演された植民地時代のアボリジナルの人々の家族の物語。当時、白人だけだったオーストラリア演劇界に、初めて仲間入りしたアボリジナルの人の作品となりました。

物語

1970年代。アボリジナルの居住区に住むスイート・ウィリアム、妻のルビー、11歳の息子パンプキンヘッドの3人家族。スイート・ウィリアムは多くのアボリジナル男性と同様に職がなく、生活保護で酒を飲む日々。家長として、男としての尊厳を見失っている。聖書を信じるルビーは夫を温かく支え、見守っているが、パンプキンヘッドは父親を見下し、家族のために石炭を盗んでいる。パンプキンヘッドは、ルビーが寝る前に聞かせてくれる「ケーキマン」のお話が大好きだ。

「イエス様から、アボリジニの子供たちにケーキを届ける使命を与えられるケーキマン。しかし悪者たちに目を刺されて、白人の子供しか見えなくなり、自分の目的も忘れてしまいます。ケーキマンが自分を取り戻すためには、アボリジニの子供に、心臓を槍で刺されなければなりません…」

 

オーストラリア室内管弦楽団(ACO) at 第2回ニセコ冬の音楽祭

2011年1月21日-23日

オーストラリアで最も精力的に活動を行い、また高い評価を受けているオーストラリア室内管弦楽団(ACO)が、スキーリゾート地として有名な北海道のニセコで昨年立ち上げた「ニセコ冬の音楽祭」。 パウダー・スノーで有名なニセコはオーストラリアでも有名で、ACOの芸術監督リチャード・トネッティもニセコに魅せられたスキーヤーの一人。そんな不思議な縁で続くことになった小さな音楽祭です。

 

アッシュ・キーティング at AIR3331

2011年1月30日-3月13日

昨年6月に本格始動した「3331 Arts Chiyoda」を舞台に国内外のアーティスト/キュレーターが集い、1ヶ月の滞在制作を行う「AIR3331」に、オーストラリアのアーティスト、アッシュ・キーティングが参加しています。

AIR3331は、3331 Arts Chiyodaが国内外の民間アートセンターとの協働プログラムとして、若手支援・育成を目的として開催。各機関から推薦された9名のアーティストたちは、秋葉原に隣接する3331を拠点に約1ヶ月間の滞在制作を行います。その間、様々な人や出来事、街との関わりを通して多くの発見や刺激を受けつつ作品へと昇華し、2月25日からは成果発表展を開催します。

 

小鷹拓郎 メルボルンAIR帰国報告会

2011年1月30日-

昨年末より約2週間、メルボルンのSEVENTH Galleryのサマーレジデンシー・プログラムに選ばれ滞在制作を行ったアーティスト・小鷹拓郎の報告会が、杉並の遊工房アートスペースにて開催されます。

朝日新聞文化財団の助成を受けて行われた今回の滞在では「Looking for a utopia」というタイトルで、ユートピアがどこにあるのか、メルボルンの人々に教えてもらうというプロジェクトを敢行。小鷹さんが思い描くユートピア「ビールでも飲みながら新年の花火を観るために1000人の人が集まる小さな丘」を探しました。この新作や現地で開催された個展の様子などを中心に、映像やスライドを交えながらの楽しいトーク。この機会をどうぞお見逃しなく。

 

Invisible Structures at Art Center Ongoing

2011年2月2日-13日

Invisible Structuresは東京、シンガポール、ジョグジャカルタの各都市に滞在するオーストラリア出身アーティストのレジデンシープロジェクト。各都市において制作プロセスを重視したアーティスト同士のコラボレーションを積極的に行うとともに、地域コミュニティーとの共同作業も模索しています。

このプロジェクトの一環として吉祥寺のArt Center Ongoingに現在滞在しているのが、メルボルンを拠点に活動するアーティストグループ「Y3K」のJames Deutsher。既にこの滞在期間中を通して、新たな彫刻作品や絵画、テキスタイル、そして音楽やパフォーマンス作品までもが生み出されました。

 

オーストラリアの新しい文化領域の拠点「ACMI」レポート at メディア芸術祭

2011年2月2日-13日

今年で第14回目を迎える文化庁メディア芸術祭。日本が誇るアニメーションやマンガ、ゲームなどのメディア・アートの最先端に触れることのできる年に一度の祭典です。今年は約50の国と地域から寄せられた2645点の作品の中から選ばれた171点の優秀作品が展示・上映されています。

 

トーキョーワンダーサイト二国間交流事業プログラム レジデンス帰国報告会

2011年2月5日-6日

東京から新しい芸術文化を創造・発信するアートセンター「トーキョーワンダーサイト(TWS)」。昨年度よりメルボルンやパリ、ストックホルム、バルセロナなど海外の都市や文化芸術機関と提携し、双方向にクリエーターを派遣・招聘する文化交流事業「二国間交流事業」を実施し、公募で選ばれたクリエーター達はそれぞれ2?3カ月間、派遣先にてリサーチや滞在制作を行ってきました。

そしてこのたびTWS本郷にて、平成22年度にメルボルンのモナッシュ大学に派遣された森弘治さんをはじめ、パリ・メルボルン・台北・バルセロナ・ストックホルムの5都市へ派遣されたクリエーター5名による帰国報告会が開催されます。滞在成果としての作品を中心とした展示とともに、派遣先のレジデンス施設や各都市の動向について、スライドを交えながら帰国報告を行います。

 

瀬戸市美術館特別展「21世紀の国際陶芸・ガラス」瀬戸のアーティスト・イン・レジデンス10年

2011年2月11日-3月27日

瀬戸市では、海外・国内で活躍する陶芸・ガラス作家を招聘し、市内工房での作品制作や市民交流を行う事業を2000年から実施しています。これまでに21カ国、47名の作家が参加し、瀬戸市の特色である陶芸・ガラスを通して、地域の作家や市民の国際交流や、国際的な文化形成が推進されてきました。オーストラリアからも2002年にElke Hualaが参加したのをはじめ、これまでに5名の作家が滞在制作を行ってきました。

今回の展示では、瀬戸市で制作した各作家の代表的作品を展示します。日本の伝統的なやきものの産地である瀬戸での制作環境に、様々な国籍の作家のアイデアが融合したことで生み出された斬新な作品から、現在の国際陶芸及びガラスの多様性や芸術性をご覧いただきます。オーストラリアからは、Andrea Barkerの『東洋の思想』(Eastern thoughts/2003年)、Robin Bestの『コケムシ』(BRYZOAN/2004年)、そしてElizabeth Kellyの『スモール・シティ』(Small City/2008年)の3作品が展示されます。

 

オーストラリア日本法ネットワーク(ANJeL) 第3回ビジネス法セミナー

2011年2月12日

オーストラリアにおける日本法研究のネットワーク「ANJeL」がオーストラリアにおける最新ビジネス法事情を紹介するセミナーを開催します。今回は日本のオーストラリア法研究者や民間法律事務所スタッフ、そしてオーストラリアからも法学者を招いてオーストラリア法律事情について議論を行い、また日本法研究の最新情報についてもレポートされる予定です。

 

オーストラリア at 第3回恵比寿映像祭

2011年2月18日-27日

今年で3回目を迎える恵比寿映像祭「yebizo」。東京都写真美術館を会場に、映像をめぐる過去/現在/未来を問う新しい映像祭としてその存在感が年々増してきています。

昨年のカンヌ映画祭でパルム・ドールを受賞したタイのアピチャッポン・ウィーラセタクンやチェコアニメの巨匠ヤン・シュヴァンクマイエルの作品と共に、オーストラリアより現実の時空を歪める美しい映像作品で話題を呼ぶアーティスト、Daniel Crooksが参加。作品『スタティック no.11(走る男)』の展示に加え、2月19日にはラウンジトーク(逐次通訳付)も開催されます。

 

リンダ・デニス個展「Pressions」

2011年2月23日-3月12日

ブリスベン出身・東京在住の現代アーティスト、リンダ・デニスの新作展。今回の作品の特徴は、家族とのコラボレーション。お互いとともに、お互いのために、家族の一人ひとりが行う行為がモチーフ。言葉や身振りの中に、人と人とのインタラクションのエッセンスを見出します。

そんな表現(Expression)の要点とは何か、そしてそれを受け取る(Impression)側の本質とはどんなものか、という問題意識に基づいて、タイトルは「Pressions」と名付けられました。そんな本質「Pressions」の連続的な流れをつかみとり、展示する試みです。

 

映画『メアリー&マックス』

2011年4月23日-

メルボルンに住む空想好きな女の子メアリーと、NYに住む孤独な中年男性マックスの20年間に及ぶ手紙のやりとりを描いた長編クレイアニメ『メアリー&マックス』。携帯やメールがコミュニケーションの主流となった今の時代、私たちが忘れがちな人間同士の“真の絆”を思い出させてくれる感動作が、いよいよ日本でもGWより劇場公開されます。

 

ヨルク・シュマイサー新作展「Blue Mud Bay」

2011年5月20日-6月12日

現代版画の最高峰として国際的に活躍するヨルク・シュマイサー。自身の「旅」の経験と記憶を銅版に刻んだイメージは、目にも綾な一大絵巻を織り成します。定期的に日本で個展を開いてきた彼の新作の取材地は、オーストラリア北端部・東アーネムランドのアボリジナルの人々の土地ブルー・マッド・ベイ。豊かな自然風土に四万年に遡るアボリジナル文化が息づく東アーネムランド。自然散策の中での収拾物を細密に写し取ったスケッチ群と、対象についての記録や随想を画中に配した作品、エッチングによる風景の基本イメージに肉筆を加えてヴァリエーションを成す連作など、新作約20点が公開されます。

 

Sarah Goffman at TWS クリエイター・イン・レジデンス

2011年6月2日-8月31日

オーストラリアのアーティスト Sarah Goffmanが、トーキョーワンダーサイト(TWS)のクリエーター・イン・レジデンスプログラムで2011年6月-8月にかけて日本に滞在しリサーチや作品制作を行います。

 

相原正明写真展「Short Black & Flat White」

2011年6月3日-16日

オーストラリアに魅せられ、写真を撮り続けて23年。その壮大な風景もさることながら、そこに暮らす人々に魅力を感じてきたからここまで続けてこられたと語る写真家・相原正明。今回福岡で開かれるこの写真展「Short Black & Flat White」は2008年に東京、仙台、ソウルで開催したオーストラリアに住む人々のモノクロポートレイト群です。風景撮影の合間のオフの時間に撮影した、相原さんの中でのもう1つのオーストラリア。

 

第一回 国際木版画会議

2011年6月7日-12日

浮世絵と共に「日本独自の版画技法」として世界で注目を浴びる「水彩木版画」。この日本独特の文化に携わる人々や注目する専門家が世界から集まり交流する、第一回 国際木版画会議が京都と淡路で開催されます。

 

オーストラリア学会 特別企画「演劇をとおしてみる日豪の出会い?John Romeril『ミス・タナカ』をめぐって」

2011年6月11日

オーストラリアに関する学際的研究のための開かれた学会として1989年に設立されたオーストラリア学会。この度、第22回全国研究大会の特別企画として「演劇をとおしてみる日豪の出会い?John Romeril『ミス・タナカ』をめぐって」が開催されます。

 

オーストラリア学会 シンポジウム「オーストラリアの言語教育政策:多文化社会化する日本への提言」

2011年6月12日

オーストラリアに関する学際的研究のための開かれた学会として1989年に設立されたオーストラリア学会。この度、第22回全国研究大会にてシンポジウム「オーストラリアの言語教育政策:多文化社会化する日本への提言」が開催されます。

 

ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2011

2011年6月16日-26日

年を追うごとに充実していく短編映像の祭典「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」。毎年、その時々の時勢に敏感に反応した企画とセレクションで、世界中の新進気鋭のアーティストが作る短編映像の最先端を紹介しています。

 

OPEN STUDIO-Alex Kershaw at TWS クリエーター・イン・レジデンス

2011年6月18日

オーストラリアのヴィジュアル・アーティストAlex Kershawが2011年1月以来、トーキョーワンダーサイト(TWS)のクリエイター・イン・レジデンスプログラムのため日本に再来日しオープン・スタジオに登場します。 オープンスタジオではゲスト・トークも予定されています。

 

オーストラリア・ハウス 再生プロジェクト

2011年6月24日-2012年7月29日

新潟県越後妻有地方にアートや文化交流の拠点を提供するための新しい「オーストラリア・ハウス」設立に向けたプロジェクトが立ち上げられました。新しい「オーストラリア・ハウス」は2012年7月-9月に開催される第5回「大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ」における中心的な作品企画のひとつとして公開されます。

 

第32回 日豪合同セミナー

2011年6月25日-26日

オーストラリア好きな人たちが集まって、年に一度夜を明かして勉強会を行う「日豪合同セミナー」が今年も開かれます。今年も八王子の大学セミナーハウスを会場に、外交、政治問題から文化やレジャーの話題まで、数多くの分科会や講演会が企画されています。

今年は日本での東日本大震災を受け、テーマは「“天変地異”と国際支援」。従来は国際支援提供国だった日本が、今年は最大の支援受入国になるような状況の中、オーストラリアからもギラード首相が被災地を訪問するなど、積極的な支援外交を展開しています。この大震災の経験を踏まえた新しい日本、新しい国際支援のあり方を模索します。

 

Hamish Carr アーティスト・イン・レジデンス at 遊工房アートスペース

2011年7月1日-8月28日

メルボルンを拠点に活躍する若手現代アーティストの Hamish Carrが、7月?8月の2ヶ月間、遊工房アートスペースで滞在制作を行っています。デジタル処理した風景画像を、手作業で細かくドローイングを重ねてマッピング。その作品は、私たちを包む視覚的情報の現れては消える不断の流れに対するある種の不安感を、圧倒的な密度と距離感をもって喚起してきます。

 

映画『田中さんはラジオ体操をしない』

2011年7月2日-

30年前に職場での毎朝のラジオ体操を拒否したために解雇され、それ以来、たったひとりで毎朝プロテストソングを歌い続けている...。オーストラリア人監督マリー・デロフスキーは、そんな田中さんの生きる姿勢に興味を持ち、ドキュメンタリー映画を制作。

 

キム・アンダーソン at 越後妻有 アーティスト・イン・レジデンス

2011年7月7日-8月31日

越後妻有での2011年アーティスト・イン・レジデンス・プログラムにオーストラリア、ビクトリア州、バララットよりキム・アンダーソンが参加しています。越後妻有にて7月7日から8月7日まで1ヶ月間の滞在制作をおこない、地域の人々との交流やワークショップをとおして、制作された作品の展覧会を8月1-31日まで新潟県十日町市のまつだい「農舞台」ギャラリーにて開催します。

 

白瀬矗生誕150周年・オーストラリア寄港100周年記念特別展 「南極探検史に遺る白瀬中尉とディビッド教授 日豪の友情の印「陸奥守包保」」

2011年7月12日-8月10日

明治末期、国家的な支援に頼らず義援金のみで南極点を目指した秋田出身の探検家・白瀬矗(しらせのぶ)。彼の生誕150周年、及びオーストラリア寄港100周年を記念して、秋田県にかほ市にある白瀬南極探検隊記念館では 現在、特別展「南極探検史に遺る白瀬中尉とディビッド教授 日豪の友情の印「陸奥守包 保」」が開かれています。

 

ポリグロットシアター「僕らのダンボール村」公演 at キジムナーフェスタ2011

2011年7月23日-24日

沖縄市で毎年開催されている国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ(通称 キジムナーフェスタ)はアジアで最大の国際児童演劇フェスティバル。毎年数十カ国から50以上の作品を招聘し、子どもたちが世界中の優れた舞台芸術に出会う機会を提供し続けています。今年のキジムナーフェスタにオーストラリアからはポリグロットシアターが来日し公演を行います。

 

オーストラリア大使館 カルチャー・センター at 「新・港村」

2011年8月6日-11月6日

新港ピア(横浜トリエンナーレ2008の開催会場として設立)の巨大な空間に国内外から招待されたアートイニシアティブ団体がブースを設け働く集合スタジオが出現。その光景はさながら、あらゆる国と種類のクリエイターが集まる蜃気楼のような「小さな未来都市」のようです。

今回、オーストラリア大使館が「新・港村」の趣旨に賛同し、オーストラリアの文化と日本での活動を広く知っていただくため参加しています。

 

Susan Norrie『TRANSIT』at ヨコハマトリエンナーレ2011

2011年8月6日-11月6日

遂に4回目を迎え、装いも新たにカタカナ表記となった、日本を代表する現代美術の祭典「ヨコハマトリエンナーレ2011」。今回のタイトルは「OUR MAGIC HOUR −世界はどこまで知ることができるか?−」。世界や日常の不思議、魔法のような力、さらには神話等に言及した作品に注目し、世界各地で活躍する60余名の現代アーティストの意欲的な作品の数々が紹介されます。

 

写真展「Beautiful South」

2011年8月20日-8月23日

オーストラリアのアート写真家9人による写真展「Beautiful South」が、東京・目黒のCLASKA The 8th Galleryにて開催されます。9人の写真家による独特の世界観を、ヒューマニズム溢れる作品の数々の中に垣間見ることができるでしょう。

出展者は、エマニュアル・アンジェリカス、ケビン・バランタイン、マイケル・グレイ、ロズロ、マックス・パム、ジャック・パム、ミッシェル・テイラー、ユハ・トロネン、トニ・ウィルキンソンの9人。特別なテーマは設定されず、9人それぞれの個性を最大限にフィーチャーした写真展です。

 

マイク・ノック・トリオ at CLUB TOKYO JAZZ 2011 & Plaza

2011年9月2日-9月3日

日本最大級のジャズ・フェスとしての評判がすっかり定着した感のある「東京ジャズ」に、昨年に続きマイク・ノック・トリオが帰ってきます。今年は東京ジャズがプロデュースする世界各国の最先端のジャズを体験する二つの空間「CLUB TOKYO JAZZ」と東京国際フォーラム・プラザでマイク・ノックのオリジナル曲に加えスタンダード・ナンバーを新感覚でアレンジした演奏を披露します。

「CLUB TOKYO JAZZ」での公演にはかつてシドニーで共演した日野皓正をゲストに迎えます。ジャズ評論家小川隆夫さんとマイク・ノックによるオーストラリア・ジャズをめぐるトーク・ショーにもどうぞご期待下さい。

 

ミスインタープロテート at CLUB TOKYO JAZZ 2011 & Plaza

2011年9月3日

日本最大級のジャズ・フェスとしての評判がすっかり定着した感のある「東京ジャズ」。オーストラリアからはマイク・ノック・トリオの他、全世界で人気の高いモダンジャズトリオ、ミスインタープロテートが参加。2005年の愛知万博での来日以来、定期的に日本でのライブを行っています。また今年も彼らの生き生きとしたリズムと優美なムードをご堪能下さい。

また東京ジャズ出演を前に彼らは、NHKエンタープ ライズとオーストラリア大使館が主催する「JAPAN AUSTRALIA JAZZ PROJECT」の一環として、この度の大震災で被災をしたみなさんに支援のメッセージを伝える演奏活動を岩手県内の中学校等で行います。ミスインタープロテートの心をこめた演奏を、岩手のみなさんに聴いていただければ幸いです。

 

今津杏子&デイモン・コワスキーat イソップ青山

2011年9月9日-10月9日

オーストラリアを拠点に活動を続けている今津杏子とデイモン・コワスキーは2010年初頭より共同制作をしてきました。2人の作品はグローバル化した世界における自然、科学、芸術、技術、文化などのテーマを探求しています。2人の制作方法はとてもシンプルに行われています。

 

大村亘 ライヴコンサート

2011年9月13日

11年間オーストラリアに在住し、シドニー大学音楽院にてMike NockやJudy Baileyらにジャズを学び、現地の音楽シーンと親密な関係を築いてきた大村亘。今回、大村が全ての楽曲を自ら手がけた初リーダー・アルバム「Introspect」は、オーストラリアで養われた音楽性を十分に堪能できるものとなっています。そのアルバム「Introspect」発売記念ライブが音楽ジャーナリストの中川ヨウ氏の企画により催されます。日豪の架け橋となって国際的に活躍を続けるジャズミュージシャン大村亘のオーストラリアで培われた音楽表現をぜひ体験してください。

 

内在の風景

2011年9月17日-11月27日

日本とオーストラリア出身の作家によるグループ展『内在の風景』展が、9月17日から栃木・小山市立車屋美術館で開催されます。「内在の風景」は感覚的で本能的な風景、いわば見えないヴィジョンです。日本とオーストラリアから集まった作家たちが表現する「内在の風景」は国籍、人種、性別などあらゆる壁を越えて誰もが共有し得るものであり、見る者の記憶や想像力を刺激し、これから起こるであろう、またこれまでに起こったであろう、予感も呼び起こすものとなるでしょう。

 

第6回札幌国際短編映画祭

2011年10月5日-10月10日

札幌を代表する映画祭の一つに成長し、今年6周年を迎えた札幌国際短編映画祭。2006年の第1回以来、世界120の国と地域から約12,000本の作品が札幌に集まり、延べ4万人がショートフィルムを堪能。今年は世界88カ国、2291本の応募作品の応募作品の中から選び抜かれた24カ国78作品と特別プログラムが上映されます。

 

オーストラリア室内管弦楽団(ACO) 来日公演

2011年10月7日-13日

クラシック界のニューウェーブとして世界的に人気を集める、オーストラリア室内管弦楽団(ACO)。前回2008年の来日公演では、名手リチャード・トネッティのリードのもと躍動感あふれる演奏で聴衆を圧倒。彼らがいよいよ3年ぶりに帰ってきます。イッサーリス、ヒューイット、パユをはじめとする世界のトップ奏者たちが惜しみない賛辞を送るオーストラリアの精鋭たちが今回ソリストとして迎えるのはハープの吉野直子。すでに共演経験もある彼らの美しいアンサンブルは、会場を満足感で満たすことでしょう。

 

世界のアートイニシアティブから

2011年10月14日

ヨコハマトリエンナーレ2011特別連携プログラム BankART Life IIIが新・港村で開催中。新・港村では150にも及ぶ国内外のアートイニシアティブがその活動の紹介や、様々な具体的な活動を展開しています。

 

『アライバル』−新世界へ ショーン・タン来日講演

2011年10月22日

現代オーストラリアを代表するイラストレーター、絵本作家として活躍するショーン・タンが来日し、日本国際児童図書評議会(東京、津田ホール)にて講演をします。これまで発表したいずれの作品も、その卓越した内容と表現で評価が高く、オーストラリア児童図書賞など数々の賞を受賞。

 

FUTURE SKETCH 東京会議「3.11以後の文化の力」

2011年10月29日

3.11の震災と原発事故を踏まえ、これからの社会や未来をどのように描いていくか、文化や芸術はそのプロセスにおいてどのような意味を持ちうるか、などをテーマに、会議初日の28日のプログラム「新しい社会をデザインし、新たなつながりをつくるために」での議論もふまえながらディスカッションを展開します。

 

オーストラリア in 南三陸町「福興市」

2011年10月30日

被災地の復興を願うオーストラリア・コミュニティーが10月30日(日)、宮城県、南三陸町で毎月開催されている「第7回 福興市」に参加します。

愉快なエンターテイメント、豪華商品付きラッフル、オーストラリア料理等の楽しいラインナップでご来場の皆さまをお迎えします。

当日のラインナップ:
・オーストラリアの演劇集団「ポリグロット・シアター」によるパペット・ショー
・オーストラリア・シンガーソングライターで、ファーストシングルが日本でも月間洋楽オンエアチャート1位を獲得したオールド・マン・リバー(写真:左)による地元小学生とのコラボレーションライブ
・オーストラリア関連企業協賛による空クジなしのラッフル大抽選会
・オーストラリア料理&お菓子 など

ご家族やお友達と一緒に、オーストラリアの元気な笑顔に会いに来ませんか?

 

国際シンポジウム2011 「アジア大学美術館会議」

2011年11月4日

国際交流基金が、アジア各国の大学美術館の動向に注目したシンポジウムを開催します。 近年、アジア各国の美術大学において大学美術館や展示スペースを設立する動きが活発となっています。

 

シドニー交響楽団 2011年日本ツアー

2011年11月7日-13日

シドニーのオペラハウスを拠点に世界を舞台に活躍するオーケストラ、シドニー交響楽団が再び日本に来日。巨匠ウラディーミル・アシュケナージ率いる総勢96名の演奏家達が、東京、福岡、名古屋、西宮で計6回の公演を行います

 

サウンド・オブ・ウエザー武蔵野美術大学・RMIT大学国際プロジェクト

2011年11月12日

「サウンド・オブ・ウエザー」は、オーストラリア、メルボルンのRMIT大学(ロイヤル・メルボルン工科大学)と東京の武蔵野美術大学による共同プロジェクト。研究者、アーティスト、学生が一緒に日本とオーストラリアの様々な場所でフィールドワークを実施し、環境音を録音することによって都市環境や自然環境への天候の影響について調査を行っています。

 

Yidaki (ディジュリドゥ) イベント in 大阪

2011年11月23日

オーストラリアの先住民であるアボリジナルの文化が色濃く残る北東アーネムランドのヨルング文化圏。そこでは、今もなお、儀式や祭りごとにおいて伝統的な文化を守り続けています。

 

没後50年記念 グレインジャー音楽祭2011

2011年11月27日-12月1日

オーストラリア出身の音楽家パーシー・グレインジャーの没後50年にあたり、グレインジャーの仕事と生涯をめぐる国際シンポジウムとコンサートが11月27日-12月1日、東京、仙台、京都にて開催されます。

グレインジャーのドキュメンタリー映画『高貴なる野蛮』 (1986) が日本語字幕付きでは初上映され、オーストラリアのピアニスト、ペネロピ・スウェイツによるピアノ・ソロコンサート、メルボルン大学、グレインジャー・ミュージアム学芸員のアストリッド・クラウトシュナイダーを迎え基調講演、シンポジウムが催されます。

 

キャシー・ローデンバック at 3331 Arts Chiyoda

2011年11月29日-25日

「3331 Arts Chiyoda」を舞台に国内外のアーティスト/キュレーターが集い、1ヶ月の滞在制作を行う「AIR3331」に、オーストラリアのフォトグラファー、キャシー・ローデンバックが参加しています。 ローデンバックは、写真の手法を用いて特定の場所に漂う「見えない歴史」を紐解いていく。

 

トークサロン「都市とメディアークリエイテシブシティにおけるローカルメディアの有効活用」

2011年11月30日

象の鼻テラスは横浜の姉妹、提携港がある世界の港町との文化的交流を図るプロジェクト「PORT JOURNEY」を実施しています。本プロジェクトでは、文化活動をけん引する有識者を招きディスカッションを重ね、都市文化に触れる機会を創出する文化コンテンツをジャンルレスに展開しています。

 

第22回 保存フォーラム: 図書館の資料防災について

2011年12月1日

近年の災害の多発を考慮し、国立国会図書館にて、図書館の資料防災についての保存フォーラムが12月1日に開催されます。

 

争地域から生まれた演劇シリーズ3-動乱と演劇: 『ナパジ・ナパジ』

2011年12月3日-4日

国際演劇協会により企画・制作されている紛争地域から生まれた演劇シリーズ第3回「動乱と演劇」が12月2-4日、東京で開催されます。

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