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2016年12月2日
ジュリー・ビショップ外務大臣は2016年11月28日、以下の声明を発表した。
オーストラリア政府は2017年、日本への留学・インターン経験のための新コロンボ計画奨学金を、13名の才能あるオーストラリアの若者に支給します。
2017年の本計画において、日本への奨学生は、慶応や早稲田、明治大学にて理学や犯罪学、栄養学、アジア太平洋研究など、広範な学問分野を学びます。
奨学生は、日本の職場や国際的な職場でのインターンシップ、メンターシップを通じ、貴重な実務体験を得ることになります。こうした派遣機関には、東京国立博物館や世界保健機関(WHO)、日本子どもソーシャルワーク協会(非行少年等立ち直り支援「ぴあすぽ」)が含まれます。
2017年新コロンボ計画の奨学生は、以下の通りです。
・メリッサ・ボグト(フェロー)
・ヒース・ガベット
・ジェシー・チュセック
・トーマス・キーオー
・ボニー・マクレーン
・ビビアン・ワン
・レイマート・ウォーカー
・アマンダ・グナワン
・サラ・ブレイシア
・ジェーン・ティアル
・ステファニー・ニューマン
・ケイト・グッドフルート
・エロイーズ・アドセット
新コロンボ計画は、オーストラリア政府による重点的な取り組みです。オーストラリア学生のインド太平洋地域での留学・インターンシップ体験への支援を通じ、オーストラリアにおけるこうした地域への理解を高めることを目的としています。
本計画において日本に留学する奨学生は、オーストラリアで最も優秀な学生達であり、学業面や地域活動で成果を収めている他、日本の人々と関わりたいという強い決意を持っていると、ブルース・ミラー駐日オーストラリア大使は述べました。
「2017年奨学生の存在を通じて、新コロンボ計画が日豪両国における友情の絆や理解、機会を深めていく点を嬉しく思います」
「奨学生は、様々な経験や友情、職業面での人脈から大きな影響を受けるでしょう。これらが、将来のオーストラリアの日本との関わりを形成していくことは間違いありません」と、ミラー大使は語りました。
他にも2017年の新コロンボ計画において、7,400名以上の学生が流動性交付金の支給を受けます。これにより、本計画開始以降の4年間で、支援を受ける学生の総数は17,500名となります。