2021年7月21日
2020年9月に、オーストラリアオリンピック委員会(AOC)による「Australian Olympic Connectともだち2020」パイロットプログラムという、オーストラリアの学校を日本の学校とコネクトする(つなぐ)教育交流プログラムが初めて行われ、在日オーストラリア大使館を主体としたオーストラリア政府のスポーツ外交キャンペーン「AUS+RALLY」(オーストラリー)の公式パートナーである、「Friends of Australia」の一部自治体も参加し、大変好評を得ました。
この取り組みは、オーストラリアと日本の小中学生(対象:小学5年〜中学3年)が、オーストラリアの同年代のクラスとビデオ通話、インターネットやEmailを通じて定期的に交流し、日豪それぞれの国や文化について学び、両国の「絆」を深めるというものです。
「Australian Olympic Connectともだち 2021」は両国で対象学校を広げ、今年4月から東京2020オリンピック大会が開催される7月まで実施されています。両国で計600を超える学校のクラスから申し込みがあり、両国の子どもたちがお互いについて学び合い、東京オリンピックへの機運を高めています。
英語で紹介、通じたかな?
本プログラムに参加する港区立赤羽小学校では、5年生の子どもたちが南オーストラリア州のStansbury Primary Schoolとオンライン交流を行っています。これまでに二回の交流を行い、お互いの学校や日常生活の様子、両国の文化などを紹介しあいました。
赤羽小学校の生徒は発表内容を全て英語で準備し、それぞれが練習した英語で一生懸命伝える姿が見られました。
毎回交流の後にはオーストラリア側の学校が発表した内容を送ってもらい、その内容を改めて子ども達に伝えるという補足をしていることで、理解が深まり、次回への楽しみにもつながっているそうです。
【2021年6月に行われた港区立赤羽小学校と南オーストラリア州の学校との交流の様子】
(写真:在日オーストラリア大使館)
このプログラムによって、若い世代においても新しい関係や絆が生まれ、緊密な日豪関係が続くことが期待されます。