条約について
オーストラリアと日本は、2026年に日豪友好協力基本条約(以下「友好協力条約」)締結50周年を迎えます。この友好協力条約はゴフ・ウィットラム首相によって提案され、1976年6月16日に当時のマルコム・フレーザー首相と三木武夫首相によって東京で署名されました。
友好協力条約は日豪の友好関係、共通の国益そして相互依存を基本理念として正式に認め、さらなる協力のための枠組みを確立させました。同条約は最恵国待遇を貿易のみにとどめず、投資や出入国を含むよう拡大し、両国の経済的つながりを広める重要な一歩となりました。
友好協力条約は日豪関係の継続的な発展を支えてきました。現在、オーストラリアと日本は、双方向の貿易・投資、そして人と人との強い絆に支えられた、幅広い分野にわたる深い関係性を維持しています。オーストラリアと日本は、地域の平和、安定、繁栄のために、さまざまな分野で協力しています。
50周年では、2015年4月に設立した日豪間の特別な戦略的パートナーシップをさらなる高みに引き上げると共に、次の50年を見据えた協力の再定義を行い、次世代のリーダーの交流を促進することを目指します。
お知らせ
50周年事業
友好協力条約の署名50周年を記念した関連行事やイベント事業を募集します。認定された各事業においては、様々な広報媒体において50周年ロゴマークの使用が認められます。
応募方法などの詳細は、50周年記念事業応募ガイドライン(日本国外務省)をご参照ください。認定された日本国内の事業につきましては、大使館のウェブサイト等にて掲載されます。
オーストラリアで開催される事業につきましては、オーストラリア政府外務貿易省のウェブサイトをご覧ください。
https://www.dfat.gov.au/geo/japan/50th-anniversary-basic-treaty-friendship-cooperation
特典
50周年ロゴマーク
50周年ロゴマークは、団結や強靭性、パートナーシップといったオーストラリアと日本が共有する価値観を体現しています。
- 例1:正方形
- 例2:横長
所定の条件を満たした事業や取り組みには、50周年ロゴマークの使用が認められます。応募方法などの詳細につきましては、50周年記念事業応募ガイドラインをご参照ください。
ご質問がある場合は、[email protected]までご連絡ください。
50周年ロゴマークについて
50周年ロゴマークには、一般公募における日豪両政府の審査を経て、中西麻緒さん(兵庫県・大学生)のデザインが公式に選ばれました。
作者からのメッセージ
「数字の「5」は、日本とオーストラリアを結ぶ海を、「0」は太陽と月をイメージし、オーストラリアの南十字星と日本の桜を描きました。赤と青のコントラストは文化の多様性を表現し、金色の光は調和と新時代の繁栄を象徴しています。このロゴは過去50年で築き上げた絆と、次の50年への希望を体現しています。」
ハッシュタグ
友好協力条約署名50周年の公式ハッシュタグは、以下の通りです。
- 英語:#AUJP50
- 日本語:#日豪50周年
さらに詳しく知りたい方は
- モリーン・ディー著「友情と協力:オーストラリアと日本の間の1976年基本条約」(2006年)(‘Friendship and co-operation: the 1976 Basic Treaty between Australia and Japan’)
- 日豪友好協力基本条約全文(英語)
- 日豪友好協力基本条約署名式 フレーザー首相のスピーチ全文
お問い合わせ
その他のお問い合わせは、[email protected]までご連絡ください。

