Spirit 2018 / I.B.I.S
2018年11月9日-10日
バンガラ・ダンス・シアターは、オーストラリアを代表するアボリジナル&トレス海峡諸島民によるダンスカンパニーのひとつです。人々を魅了するそのパフォーマンスは、先住民の神話に根ざした独自の世界を追求するもので、国際的に高い評価を得ています。
4度目の来日公演では、2018年に日本で開催される文化の祭典「オーストラリア now」の目玉として、これまでの30年間に及ぶレパートリーの中から、代表作であるI.B.I.S.とSpirit 2018を、彩の国さいたま芸術劇場にて披露します。
『I.B.I.S』は人々の笑顔があふれる美しい島、トレス海峡のマレー島を舞台にした物語。立ち退きや気候変動の問題がある中、自らの文化を大切にし、楽観的に生きる人々の姿を明るく描いています。
『Spirit 2018』は観客を神秘的な秘密の空間に誘い、自然の聖なる姿を伝えてくれます。 芸術監督のスティーブン・ペイジ氏が手がけた一連の力強いダンス・ストーリーは、ディンゴの魂や、蛾のはかない一生、先住民の人々の土地とのつながりを描いています。
6万年前の文化から生まれたコンテンポラリー・ムーブメントに基づくバンガラは、忘れられないダンス経験を提供します。
『I.B.I.S』
振付: デボラ・ブラウン、ワアンゲンガ・ブランコ
音楽: スティーブ・フランシス
衣装: ジェニファー・アーウィン
照明: カレン・ノリス
『Spirit 2018』
振付: スティーブン・ペイジ
先住民ダンス振付・音楽: ドゥジャカプラ・ムンヤリュン
音楽: デビッド・ページ、スティーブ・フランシス
衣装: ジェニファー・アーウィン
照明: ニック・シュリーパー、カレン・ノリス、ジョセフ・マーキュリオ、マット・コックス
バンガラ・ダンス・シアター公演関連企画
特別レクチャー「オーストラリア先住民とパフォーミングアーツ:バンガラ・ダンス・シアターを迎えて」
佐和田敬司(早稲田大学教授)
◎日時:11月5日 18:15-19:45
◎会場:早稲田大学 早稲田キャンパス8号館412教室
◎ゲスト:
フィリップ・マジッド(バンガラ・ダンス・シアター エグゼクティブ・ディレクター)
デボラ・ブラウン(バンガラ・ダンス・シアター『I.B.I.S』振付、ダンサー)
※通訳あり
バンガラ・ダンス・シアターのSpirit 2018/I.B.I.S は、豪日交流基金によりオーストラリア政府外務貿易省の助成を受けています。