国際反ホモフォビア・トランスフォビア・バイフォビアの日（IDAHOBIT：アイダホビット）に合わせ、LGBTIQ+コミュニティの方々を、オーストラリア大使館にお招きしました。
アイダホビットは5月17日。1990年のこの日に世界保健機関（WHO）が「同性愛」を国際障害疾病分類から外したことを記念して定められました。
グレッグ・ラルフ首席公使から以下の挨拶がありました。
「日本やオーストラリアに住んでいると、世界のいくつかの国で直面している課題を忘れがちですが、同性愛を違法とする国がまだ約70か国あり、死刑に至る可能性のある国も10か国以上あります。」
「国際的な人権活動において、オーストラリアはLGBTIQ+当事者の平等な権利の推進を優先事項に位置付け、国連人権理事会などのフォーラムで幅広く活動してきました。」
「在日オーストラリア大使館は常に日本のLGBTIQ+コミュニティとの関係強化を図っています。本日お越しいただいた、日本のLGBTIQ+コミュニティをリードする皆さまに感謝申し上げます。オーストラリアは皆さまの『アライ』（積極的な支援者）です。」
2023年のワールドプライドは2月にシドニーで開催されます。南半球での開催は初めてです。
オーストラリアは引き続き、LGBTIQ+コミュニティの人々への差別に反対し、全ての人々の平等を実現するよう努めるとともに、日本のLGBTIQ+コミュニティを支持します。