Australian Embassy Tokyo
在日オーストラリア大使館

日豪初の共同戦略金融協力覚書に署名

オーストラリアと日本は、初の共同戦略金融協力覚書に署名した。本覚書は、金融省と外務貿易省に代表されるオーストラリア政府と、財務省、外務省及び経済産業省に代表される日本政府との間で、戦略的投資および経済安全保障に関する協力のための新たな枠組みを構築するものである。

本覚書は、両国が共有する経済安全保障上の目標を推進する上での戦略金融の重要性の高まりを反映している。オーストラリアと日本の関係機関の連携強化を図り、民間部門の投資や専門的知見、イノベーションの活用を促進することを目指している。

オーストラリア大使館では、日豪友好協力基本条約の締結50周年を記念して、第一回日豪戦略的投資ネットワーク・フォーラムを開催した。同フォーラムでは、オーストラリア輸出金融公社のデボラ・ヘーゼルトン会長や国際協力銀行(JBIC)の大矢俊雄副総裁が冒頭に挨拶し、アンドリュー・シーラー駐日オーストラリア大使、財務省の三村淳財務官が基調講演を行うなど、共同戦略金融協力覚書の締結を歓迎した。

同フォーラムは、本覚書の下で実現した初の取り組みとなった。オーストラリアと日本の政策や金融、貿易・投資促進の各機関から19機関の代表者が一堂に会し、関係を深めると共に相互理解を促進し、オーストラリアとインド太平洋地域における戦略的投資分野での協力の機会を模索した。議論では、エネルギー安全保障や重要鉱物、戦略インフラ分野における協力をいかに強化するかに焦点が当てられた。

本覚書と同フォーラムを通じて、参加機関同士の長期的なパートナーシップが育まれ、戦略的投資の優先課題における日豪の緊密な協力が今後も促進されるよう期待される。

アンドリュー・シーラー駐日オーストラリア大使の発言

「50年間、オーストラリアと日本は信頼や共通の利益、実践的な協力に基づいたパートナーシップを構築してきた。共同戦略金融協力覚書は、このパートナーシップにおける新たな章の幕開けであり、日豪両国が共有する経済安全保障上の目標の実現に向けて、戦略的投資を促す関係機関を結集させるものである。」

「戦略的投資ネットワーク・フォーラムは、オーストラリアや日本、インド太平洋地域に共通する優先課題を具体的な成果へと結びつけるために必要な専門的知見や資本、関係機関をつなぐ場である。」

三村淳財務省財務官の発言

「オーストラリアと日本は、豊富な天然資源や技術、産業基盤、金融手段など、様々な分野で相互補完的な関係にある。日豪間や第三国への投資を通じて、共にサプライチェーンの多様化と強化を後押しできる。」

「オーストラリアと日本が共に取り組むことで、戦略的な機会を実際の投資へと転換できる。日本の財務省はこうした機会への参加を非常に喜んでいる。」

デボラ・ヘーゼルトン オーストラリア輸出金融公社会長の発言

「オーストラリア輸出金融公社は、戦略的に重要なプロジェクトにおいて日本の関係機関と緊密に連携している。本覚書は、こうした協力の深化や新たな機会創出の基盤となるものである。」

 

日豪共同戦略金融協力覚書に署名

https://japan.embassy.gov.au/tkyo/StrategicInvestmentNetworkingForum.html