Australian Embassy Tokyo
在日オーストラリア大使館

タッチラグビー日本で開花

タッチ・フットボール・オーストラリア(TFA)は一般社団法人ジャパンタッチ協会(JTA)と協働し、日本におけるタッチラグビーのさらなる普及と女性選手の参加促進プロジェクトに参画している。

 

ラグビーワールドカップ2019日本大会が注目を集める中、タッチラグビーも気軽に楽しめるスポーツとして日本で人気が高まりつつある。「タッチ・ブロッサムズ」の愛称で親しまれる日本代表の女子チームも現在急成長をみせている。

2016年1月、タッチ・フットボール・オーストラリア(TFA)とジャパンタッチ協会(JTA)は、日本におけるタッチラグビーの発展と総合的な改善のために協力し、さらなる強固な関係を促進するための覚書を交わした。

その後、豪日交流基金の助成を受けた本プロジェクトにより、JTAにおける長期的持続可能なスポーツビジネスモデルの統括の支援と共に、2016-17年に徳島県、大阪府、千葉県にて10代の女子選手を対象とした技術発展講座が行われた。

JTAのコーチ陣のトレーニングと教育を通じて、TFAは長期的効果のあるプログラムを構築し、選手の裾野を広げる持続可能なモデルを実現した。これにより、300名を超える日本人女子選手が本プログラムの恩恵を受けるとされている。

オーストラリアの代表または州代表のコーチが教える事で、通常の練習では学ぶ事のできない技術を日本のタッチラグビー選手は経験することができる。

TFAのジェネラル・マネージャーであるティム・アーノルド氏は「TFAの最も高く評価されているコーチが教える事で、日本の参加者の役にたつことができれば大変嬉しい。参加者はタッチラグビーのキャッチ、パス、ディフェンス、アタックといった基本となる技術を向上させることができるでしょう。これに加えて、JTAは人材の増員、また技術向上のための組織構造発展の支援を受けることができます。このプログラムで初心者からエリート選手まで幅広く日本でタッチラグビーが広がる機会を提供したい。」とコメントしている。

本プロジェクトは豪日交流基金の助成を受けている。豪日交流基金は2016年に設立40周年を迎えました。

 

Photo:[L] Touch Football Australia (Glen Eaton – Aisle 5 Photography), [Right] Touch Football Australia