2021年11月にオーストラリアのゴールドコーストで行われた授賞式で発表された、第14回アジア太平洋映画賞(14th Asia Pacific Screen Awards: APSA)を受賞した、日本の映画『ドライブ・マイ・カー』を製作された方々をお招きして、オーストラリア大使館で授与式が行われました。
濱口竜介監督(中央)他製作者の皆様、ジャン・アダムズ駐日大使(中央左)及び大使館職員 (写真:在日オーストラリア大使館)
ジャン・アダムズ駐日大使より、最優秀作品賞と最優秀脚本賞を受賞した、濱口 竜介監督、脚本の大江 崇允さん、プロデューサーの山本 晃久さん、そして製作代表の定井 勇二さんに記念品が授与されました。
今回の第14回アジア太平洋映画賞には『ドライブ・マイ・カー』をはじめ日本勢が7部門でノミネートされていました。
濱口 竜介監督は2016年の同賞で、野原 位氏、高橋 知由氏とともに映画『ハッピーアワー」で最優秀脚本賞を受賞しており、クイーンズランド州で行われた授賞式には野原氏が出席しました。
『ドライブ・マイ・カー』は、今年3月に発表された米国アカデミー賞でも国際長編映画賞を受賞しています。
アジア太平洋映画賞(Asia Pacific Screen Awards)
アジア太平洋映画賞には、アジア太平洋の国々と地域から作品がノミネートされます。アジア太平洋は、世界で最も映画産業の成長が著しい地域であり、70の国と地域を網羅し、世界で制作される映画の半分に関わっています。アジア太平洋映画賞では、同地域の卓越した映画作品や文化の多様性を祝うため、高いレベルの選考基準を設けています。