Australian Embassy Tokyo
在日オーストラリア大使館

北朝鮮、4度目の核実験へ

TK01

2016年01月7日

 

ジュリー・ビショップ外務大臣は1月6日、以下の声明を発表した。

核実験を行ったと宣言する北朝鮮の挑発的で危険な振る舞いを、オーストラリアは可能な限り強い言葉で非難する。

北朝鮮のさらなる核実験を禁止した全会一致の国連安全保障理事会決議第1718号(2006年)、第1874号(2009年)、第2087号(2013年)および第2094号(2013年)に直接違反する形で、同国が核実験を行ったのはこれが4度目である。

北朝鮮の行為は、国際的な不拡散規範に逆らうものであり、核兵器不拡散条約や包括的核実験禁止条約に対する挑戦である。

北朝鮮による現行の核兵器・弾道ミサイルの開発、および機密技術の拡散は、地域内外におけるオーストラリアの友好国や、パートナー国の平和と安全を脅かす。

今回の核実験は、北朝鮮のならず者国家としての地位と、国際平和・安全に対する継続的脅威を裏付けるものである。我々は制裁を強化するために、パートナー国と拡散に対抗するための協力を強化し、北朝鮮の大量破壊兵器プログラムへの資金供与の縮小を目指す。

オーストラリアは北朝鮮政府に対し、わが国の懸念を直接、また国際・地域フォーラムの場を通じて伝える。

我々は国連安全保障理事会を含む国際組織に対し、北朝鮮の行動に強い対応を取るよう要請する。

オーストラリアは韓国の安全や地域の安定を支えるべく、友好国やパートナー国と引き続き協力を行っていく。