Australian Embassy Tokyo
在日オーストラリア大使館

オーストラリア、北朝鮮のミサイル発射を強く非難

TK02

2016年02月8日

 

ジュリー・ビショップ大臣は2月7日、北朝鮮による事実上の長距離弾道ミサイル発射に関して、以下の声明を発表した。

北朝鮮は本日の長距離ミサイルの発射により、引き続き域内外の平和と安全を脅かしている。

北朝鮮の体制による現行の挑発的で危険なふるまいを、オーストラリアは強く非難する。北朝鮮は、弾道ミサイルと核兵器の実験を禁じた複数の国連安全保障理事会決議を無視し続けている。

今回の挑発行為は、すでに緊迫していた朝鮮半島の状況をさらに悪化させた北朝鮮による4度目の核実験に続くものである。

今回の件は、北朝鮮の体制が自国民の幸福よりも、軍国主義や孤立を優先することを示すもうひとつの例である。

オーストラリア政府は北朝鮮の体制に対し、挑発的なふるまいを止めると共に、国際社会と建設的に関わるよう要請する。

オーストラリアは北朝鮮に対し、わが国の懸念を直接、また国際・地域フォーラムの場を通じて伝える。

北朝鮮は自らの挑発に関し、説明責任を果たさなくてはならない。また国連安全保障理事会は、強い対応を取らなくてはならない。

北アジアの平和と安定を支えるために、わが国は韓国や日本、中国といった地域の友好国やパートナー国と、引き続き協力を行っていく。