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2016年09月01日
ジュリー・ビショップ外務大臣は2016年9月1日、以下の声明を発表した。
本日、2016−17年度 豪日交流基金助成金プログラムの対象となる48のプロジェクト、及び出版助成プログラムの対象となる3つのプロジェクトについて発表する。本助成金プログラムは、日本との関わり方に革新的な視点をもたらす活動への支援を通じ、両国間の関係強化を目指している。
日本との特別な戦略的パートナーシップは、オーストラリアの経済や戦略、安全保障分野の利益にとり不可欠である。助成金の対象に選ばれたプログラムは、経済外交や科学、芸術、文化、安全保障、地域関係などの分野における日本とのパートナーシップを推進するものである。
今回の受賞プログラムには、以下の提案内容が含まれる。
・第一回豪日ユース・ダイアローグ
・太平洋クロマグロの完全養殖成功率のアップと、乱獲需要削減のための技術の向上
・日豪の主要死因である非感染性疾患(NCD)に対処するためのオーストラリアNCD研究者への細胞株の提供
・東日本大震災復興イベントにおける、障がいを持つ日豪アーティスト・コラボレーションへの支援
・日豪学生向けオーストラリア連邦国会フェローシッププログラム
・日本の各地方で女子の参加を促すためのタッチフットボール・プログラム
1976年に設立された豪日交流基金は、日豪関係に重要な貢献を果たす機関である。
豪日交流基金や助成金プログラム、助成金の対象に選ばれたプロジェクトの一覧については、こちらをご覧下さい。