2017年03月14日
ジュリー・ビショップ外務大臣は2017年3月14日、以下の声明を発表した。
マーク・コナーズ、クリス・セインズの両氏が、豪日交流基金理事会役員に任命されたことを本日発表する。ピーター・クリアリー、ブロンウィン・エバンス、デボラ・ヘーゼルトン、ヴェロニカ・テイラー各役員、及びマレー・マクレーン理事長といった現在の理事会の顔ぶれに、二人の新役員が加わる。またマクレーン理事長の任期は、さらに三年延長される。
コナーズ氏は、FIIG証券のクイーンズランド州マネージャーを務めている。以前はラグビー・ユニオン全国代表選手として活躍し、現在はクイーンズランド州ラグビー・ユニオン理事会の非業務執行取締役に就いている。
セインズ氏は、アジア・パシフィック・トリエンナーレの会場として知られるクイーンズランド州立美術館・ギャラリーオブモダンアート館長である。このため、アート分野でのオーストラリアの実績や才能のアピールに、多大な関心を寄せている。
オーストラリアにとり、日本はアジアで最も緊密な戦略的パートナーである。2015年の往復貿易額は約700億豪ドルに達しており、日本は世界第2位の貿易相手国となっている。また、対豪直接投資の規模でも世界第2位となっている。
豪日交流基金では、日本との協力関係のさらなる強化について、オーストラリア政府に一連の専門知識や情報、意見を提供できる著名なオーストラリア国民を一堂に集めている。安定と繁栄を享受するこの地域において、オーストラリアの国益を増進する上で、こうした点はきわめて重要である。
また、退任する次期駐日オーストラリア大使のリチャード・コート氏、及びダグ・ホール准教授に対しては、役員在任中のコミットメントと献身ぶりに感謝したい。