Australian Embassy Tokyo
在日オーストラリア大使館

オーストラリア、北朝鮮のミサイル実験を非難

2017年08月29日

 

マルコム・ターンブル首相とジュリー・ビショップ外務大臣は本日、以下の声明を発表した。

 

オーストラリアは、北朝鮮による最近の弾道ミサイル実験を強く非難する。

ミサイルは日本の領空を飛翔し、我々地域の平和と安定に受け入れがたい脅威を与えている。

今朝の発射実験は、北朝鮮による活動の深刻な激化を示すものである。危険な体制による挑発的、脅迫的な行為である。

北朝鮮による核兵器プログラムは、複数の国連安全保障理事会決議の違反にあたる。またこうした行いを止め、国家の資源を困窮する国民の暮らしに集中させるよう求める国際社会の度重なる要求を無視して、継続されている。

オーストラリアは北朝鮮にふるまいを変えるよう圧力を加えるべく、あらゆる国家に対し、既存の国連安保理決議を完全に履行するよう呼びかける。

また北朝鮮の体制に違法なミサイル・核兵器プログラムを放棄するよう説得するために、オーストラリアは中国、ロシアを含めた北朝鮮の主要な経済相手国に対し、二国間の経済的影響力を活用するよう求める。

オーストラリアはあらゆる国連安保理決議の履行に加え、北朝鮮を支援する個人や団体に対し、独自の強力な制裁の実施を継続する。

北朝鮮の脅迫的で安定を損なうふるまいに終止符を打つべく、その体制に負担を課すために、オーストラリアは引き続き、米国や日本、韓国、中国といったパートナー国と連携を行う。