Australian Embassy Tokyo
在日オーストラリア大使館

オーストラリア、国連人権理事会理事国に選出

2017年10月17日

 

ジュリー・ビショップ外務大臣は2017年10月17日、以下の声明を発表した。

 

オーストラリアは昨夜未明、国連加盟国による過半数の支持により、3年の任期で人権を促進、保護する世界の主要機関である国連人権理事会理事国に選出された。

オーストラリアは、2018年1月1日より理事国を務める。また世界の人権保護、促進のために、他国や市民団体と緊密に協力する用意がある。理事会の取り組みに形を与え、国際的規則に根ざした秩序を守るのは、オーストラリアの国益にかなう。基本的な人権や自由に敬意を表し、これらの要素を社会に組み込むことで、オーストラリアや世界はより安全に、安心して暮らせるようになる。

オーストラリアは、2013−14年国連安全保障理事会非常任理事国を務めた時と同じ、原理に基づく、具体的で解決策を提示する姿勢を理事会にもたらすであろう。またインド太平洋地域ならではの見方を提示すると共に、太平洋地域の近隣諸国や他の小国の声が届くよう努める。

人権理事会理事国の任期中、オーストラリアはジェンダー平等、表現の自由、グッド・ガバナンスと強固な民主主義体制、先住民の人権、確固たる国内の人権体制といった5つの主要分野に注力する。これらの問題を強調することで、広範囲に及ぶ体系的影響を徐々に有するような、具体的かつ賢明な形で人権を促進することができる。

またオーストラリアは引き続き、世界的な死刑の廃止や宗教・信仰の自由、障がいを持つ人々やレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、インターセックス(LGBTI)の人々の権利を支持していく。