Australian Embassy Tokyo
在日オーストラリア大使館

北朝鮮の弾道ミサイル発射

2017年02月15日

 

マルコム・ターンブル首相とジュリー・ビショップ 外務大臣は2017年2月12日、以下の声明を共同で発表した。

 

オーストラリアは、国連安全保障理事会決議の明確な違反であり、地域や世界の平和と安定のさらなる脅威である、北朝鮮による最近の弾道ミサイル発射を非難する。

オーストラリアは北朝鮮に対し、挑発的行為を止め、核・ミサイル開発プログラムを放棄し、国際社会に建設的に関与するよう呼びかける。核兵器やミサイルの開発に資源を振り向けるのでなく、困窮する北朝鮮国民の生活を改善させることが急務である。

オーストラリアは(2016年)11月30日、国連による北朝鮮への追加制裁を含む国連安保理決議第2321号を共同で提出した。さらなる制裁が、北朝鮮に対しては検討されている。

北朝鮮の行動に対処するにあたり、わが国は国際社会と協働していく。オーストラリアは、インド太平洋全域の安全を高め、今回の脅威に対処するために、地域及び多国間の解決策を推し進める努力を支援する。

オーストラリアは、北朝鮮に対する独自の制裁を継続させる。北朝鮮が無謀で危険な行為を続ける負担が増大するよう、韓国や日本、中国、他の友好国やパートナーと連携を行う。