Australian Embassy Tokyo
在日オーストラリア大使館

「オーストラリア now」プログラムの発表

2018年01月18日

 

リチャード・コート駐日オーストラリア大使は本日、「オーストラリア now」イベント・スケジュールの発表を行った。オーストラリア最高のイノベーションやライフスタイル、文化・芸術を紹介するこの祭典は、2018年4月より11月までの期間、日本で開催される。この発表は、日豪両国の特別な戦略的パートナーシップの拡大を目指すマルコム・ターンブル首相による来日と、時を同じくして行われたものである。

本イベントの中心となるのは、「イダキ:ディジュリドゥとオーストラリア大地の音」展や、オーストラリアを代表するバンガラ・ダンス・シアター等である。これらは、オーストラリアの誇り高いアボリジナル・トレス海峡諸島民文化に対する、日本の関心をより高めるものである。また、オーストラリア室内管弦楽団による特別公演が開催される他、オーストラリアの主要な学術関係者や、トップレベルのスポーツ選手の来日が予定されている。

コート大使は、様々な内容を含むこのプログラムに、日本の方々の参加を呼びかける温かいメッセージを送った。「オーストラリアと日本はお互いの文化に対し、共に温かみや興味を感じている。2018年の『オーストラリア now』は、わが国の最も才能あふれる演者や最も優れた頭脳を持つ人材を招待し、彼らの経験を日本で共有してもらうことで、この特別な友好関係を祝うものである。」

「オーストラリア now」では、イノベーションやライフスタイル、文化・芸術の3つのテーマで、40近い数のイベントが開催される。

今回はまた、オーストラリアの羨むべきライフスタイルも取り上げられる。オーストラリアの主要建築展や短編映画祭、オージービーフ・ラム&オーストラリアワインの促進イベント、参加型の児童向けオーストラリア劇団による公演、ラグビーやタッチフットボール、ライフセービングを通じた交流が予定されている。

この他にも、ユニバーシティーズ・オーストラリアやオーストラリア全国健康・医療研究協議会、国内の主要大学との協力など、注目される研究面でのアジェンダを日豪両国で推し進める内容が含まれる。豪国立科学技術センター(クエスタコン)は豪日交流基金による助成を得て、好評のサイエンス・サーカス巡回展を再び日本で開催する。

この祭典では同時に、高齢化や障がい者の社会参加など、日本に影響を与える重要な社会問題についても取り上げる。オーストラリアの生命科学分野に関するイベントや、高齢者によるマチュア・アーティスト・ダンス・エクスぺリエンスの公演がこれに該当する。

「『オーストラリア now』は、二国間における深いつながりを祝うと共に、将来のための新しい関係を構築する機会である。」と、コート大使は本プログラムの重要性について述べている。

「オーストラリア now」は、オーストラリア政府が毎年特定の国において、現代のオーストラリアを紹介する、8か月間に及ぶエキサイティングなプログラムである。外務貿易省の他、ウッドサイドやリオ ティント、BHP、ANA、日本航空、ニューサウスウェールズ州政府、カンタス航空、三井住友銀行・SMBC日興証券、オージービーフ、オーストラリア政府観光局、JTB、国際石油開発帝石、西オーストラリア州政府といった企業パートナーが協賛している。

上記のイベントや「オーストラリア now」プログラムの全容については、以下のウェブサイトをご覧下さい。

https://australianow2018.com