2018年06月12日
ジュリー・ビショップ外務大臣は2018年6月12日、以下の声明を発表した。
ドナルド・トランプ米国大統領と北朝鮮の金正恩委員長による歴史的首脳会談の成果を、オーストラリアは歓迎する。
シンガポールにおける米朝首脳共同声明は、4月27日の板門店宣言における、北朝鮮による完全非核化の約束を公式に再確認するものである。本日の宣言ではさらに、米国と北朝鮮は新たな関係を構築すると共に、朝鮮半島における、持続的で安定した平和体制の確立に向けた取り組みを行うと述べている。また、捕虜や行方不明兵士の遺骨収集に関する取り決めを約束するものである。
本首脳会談は、正しい方向への一歩である。こうした目的達成のための対話と外交の継続に期待する。
北朝鮮は今や自らの約束を実行するべく、具体的で検証可能な措置を取らなくてはならない。北朝鮮は依然、核開発・弾頭ミサイル計画を禁じた国連安全保障理事会決議による義務を負っている。
オーストラリアは今後も、朝鮮半島の平和と安定を支持する行動を調整すべく、パートナー国と緊密な協力を行っていく。