Australian Embassy Tokyo
在日オーストラリア大使館

チョーボー貿易・観光・投資大臣が来日

2018年07月02日

 

スティーブン・チョーボー貿易・観光・投資大臣は7月2日、以下の声明を発表した。

今週日本を訪問し、二国間や地域、世界貿易の進展について、日本の代表者と会談を行う。

来日中、相手方にあたる世耕弘成経済産業大臣は、日豪経済閣僚対話初回会合を開催する。本対話では、貿易国家としての両国の経済的繁栄を支える、開かれたルールに基づく国際貿易秩序を推進する新しい方策を追求する。

また、環太平洋パートナーシップ(TPP)協定を担当する茂木敏充内閣府特命担当大臣とお会いし、GDP全体が13.7兆ドルに相当する11の地域経済国による本協定の発効に向けた進展について話し合う。

今回は両国の貿易・投資関係強化のため、若手のビジネスリーダー代表団を率いて来日する。

13名のオーストラリア人企業家による代表団は、都市の質や持続性を高める革新的な“未来都市”の分野における新技術を活用した機会の追求を目指す。

また、オーストラリアの若手農業従事者と共に大田市場を訪問し、日豪経済連携協定(JAEPA)による優遇措置の下、日本の消費者に届けられるオーストラリア産品を直に視察する。

今回の訪問ではこの他、第二次世界大戦中にオーストラリアが接収した、在豪日系企業の歴史的記録の返還を行う機会に立ち会う。これらの記録は今日まで続く、長きにわたる日本企業によるオーストラリアへの貢献を示すものである。

また、オーストラリアン・ショートフィルム・シアターの東京での開催に参加する。このイベントは、わが国の活発な映画産業や観光地としての魅力、食材・飲料の質の高さについて広く知ってもらうものである。

マルコム・ターンブル首相率いるオーストラリア政府は、オーストラリア企業のために新しい機会を創出すべく、日本との貿易・投資関係の強化に力を入れている。