Australian Embassy Tokyo
在日オーストラリア大使館

第8回日豪外務・防衛閣僚会議の開催

2018年10月08日

 

マリース・ペイン外務大臣とクリストファー・パイン国防大臣は2018年10月8日、以下の声明を共同で発表した。

 

マリース・ペイン外務大臣とクリストファー・パイン国防大臣は10月10日、シドニーにて日本の外務、防衛大臣を迎え、アジアで最も緊密な戦略、経済分野のパートナーである日本との関係発展に努める。

両大臣は日本の河野太郎外務大臣、岩屋毅防衛大臣と共に、第8回日豪外務・防衛閣僚協議(「2+2」)に参加する。

オーストラリアと日本は、共有する戦略、安全保障、経済面での利益を追求する上で、足並みを揃えている。両国は、国際規則を基盤とした秩序の維持にコミットしている。こうした秩序は、この地域に安定と平和をもたらしており、あらゆる規模の国家が、強制なしに自らの利益を追い求めるのを可能にする。

北朝鮮が完全で検証可能、かつ不可逆的な非核化に向けた具体的な行動を取るよう、圧力をかけ続ける等、日豪両国は地域の課題に関する緊密な協議を継続する。また、具体的な安全保障への関与をさらに深める点についても話し合う。

オーストラリアと日本は、2015年に発効した日豪経済連携協定(EPA)に支えられた、強固で活気に満ちた経済関係を謳歌している。

両国はまた、環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(TPP11協定)を通じ、より緊密な経済的、戦略的交流を確保する努力を主導してきた。この協定は、オーストラリアの輸出業者や農家に対し、世界第3位の経済大国である日本への進出の機会をさらに提供する。

本協議ではこの他、インド太平洋地域におけるインフラ投資を支援する機会についても協議する。

オーストラリアと日本は、両国の特別な戦略的パートナーシップにおいて確認されたように、インド太平洋地域の平和を維持するための協力を行っている。