Australian Embassy Tokyo
在日オーストラリア大使館

キャナバン大臣、資源・エネルギー会議出席のため来日

2018年10月21日

 

マシュー・キャナバン資源・豪北部担当大臣は10月21日、以下の声明を発表した。

 

マシュー・キャナバン資源・豪北部担当大臣は、2日間の日本訪問を通じ、質の高いオーストラリアの資源部門に関連する貿易や投資機会の推進を、議題に取り上げる。

キャナバン大臣は日本滞在中、複数の会議に出席し、資源産業界のトップや担当大臣とハイレベルの会合を行う。これらの活動を通じ、オーストラリア資源・エネルギー部門の強さや可能性に対する理解の推進に努める。

「オーストラリアと日本は、両国にとりプラスとなる長期的で、重要な貿易関係を共有している。わが国のきわめて質の高い資源・エネルギー分野を、世界の舞台に紹介する上で、理想的なタイミングといえる」と、大臣は述べている。

「オーストラリアは、一日の発電量の約8時間分にあたるエネルギー資源を日本に供給しており、日本のエネルギー安全保障における主要なパートナーとなっている」

「オーストラリアは昨年度、410億豪ドル相当の鉱物・エネルギー資源を対日輸出し、日本はわが国にとり、群を抜いて最大のエネルギー輸出市場となっている。液化天然ガス(LNG)や一般炭の輸出市場として最大である他、鉱物分野における大切なパートナーである」

「日本はまた、オーストラリアの資源分野における主要な投資国、アジアにおける最大の投資国、および世界第2位の対豪投資国である。この半世紀以上にわたり、日本の投資は、わが国の鉄鉱石や石炭、LNG部門の発展を支えてきた」

来日中、キャナバン大臣は世耕弘成・経済産業大臣をはじめ、ガスや鉄鋼部門などの日本の産業界幹部と面会する。

「こうした関与は、わが国にとり、最大の資源・エネルギー分野のパートナーである日本との、既存または将来の貿易、投資を推進する機会である。同時に、オーストラリアが安定した投資先、資源・エネルギーの信頼できる供給先として、ふさわしい評価を手にしたことを強調するものである」と、大臣は語っている。

「こうした会合はまた、水素やリチウムなど、有望な将来の機会について話し合う機会を提供してくれる」

キャナバン大臣は滞在中、名古屋で開かれるLNG産消会議2018と、東京で行われる初の水素閣僚会議2018で説明を行う。両会議は共に、世耕弘成・経済産業大臣が主導している。

大臣は10月22日より、2日間の日本訪問を行う。