2020年07月08日
スコット・モリソン首相は7月8日、以下の声明を発表した。
2020年7月9日の日本の安倍晋三首相との首脳テレビ会議開催を発表でき、嬉しく思う。
世界が経済的、戦略的な不確実性に直面する中、本会議は日豪の特別な戦略的パートナーシップの重要性を強化、確認する場となる。またオーストラリアにとり、最も近い地域のパートナーシップのひとつを強化する共通の原則や価値観、世界の展望について再確認する、またとない機会である。
本会議はまた、状況が許すや否や、訪日の日程を実現させる上での基盤を作るものである。
安倍首相とは新型コロナウイルス対応における経験の共有や、開かれた、包摂的で繁栄したインド太平洋地域のために、他の地域のパートナーを含め協力を行う方法について協議する。また太平洋や東南アジア諸国が医療制度を強化し、経済の強靭性を高め、回復を推し進められるよう、いかに支援を調整すべきかについても話し合う。加えて安倍首相と、防衛や安全保障関係のさらなる強化について協議するのを楽しみにしている。
日本はオーストラリアにとり二国間貿易の相手国として、また対豪直接投資において世界第2位の存在である。日豪経済連携協定(EPA)は両国のビジネス交流を深め、経済の補完性を高める。両国は志を同じくする民主主義国家として、開かれた市場や法の支配に支えられた利益を共有する点で、自ずとお互いをパートナーと認め合う関係である。