Australian Embassy Tokyo
在日オーストラリア大使館

モリソン首相、日本とパプアニューギニアを訪問

スコット・モリソン首相は2020年11月12日、以下の声明を発表した。

 

来週の11月17−18日東京、11月18−19日ポートモレスビーにて、オーストラリアの最も親しい友人である二つの国と重要な会談を行う。

今回が、日本の菅義偉新首相との初の会談となる。菅首相が任命後、初めて会う海外首脳となるべく日本を訪れることを光栄に思う。

この数年、日本との関係は力強さを増している。両国は特別な戦略的パートナーであり、貿易や安全保障、防衛、技術問題で緊密な協力を行っている。こうしたパートナーシップを、引き続き強化していけるよう期待している。

日本はわが国の新型コロナウイルスからの経済回復において、重要な役割を担うであろう。渡航の再開への道筋を定めると共に、日豪経済連携協定(EPA)下を含めた、860億豪ドル相当の両国の貿易関係をより深める方策について話し合いたいと願っている。

オーストラリアへ戻る途中、最隣国であるパプアニューギニアの友人、ジェームス・マラぺ首相に会う予定である。

来年の実現を期待している正式な二国間訪問を前に、私たちは共有する多くの地域や国際社会の目標進展に向けた協議を継続する。

オーストラリアと日本、パプアニューギニアは、いずれもコロナ禍を巧みに乗り切った。今回の訪問に伴い実施している予防措置により、新型コロナの感染リスクは、最小限に抑えられていると確信する。

オーストラリアに帰国の際は、スタッフや同伴者、オーストラリア空軍随行者、パイロット、報道関係者と同様、保健・厚生面での助言や規定の隔離措置に厳格に従う。

菅首相やマラぺ首相より、新型コロナへの対応についての経験を聞くと共に、インド太平洋地域の安定と平和、強靭さの実現に向けた方策について協議するのを楽しみにしている。