スコット・モリソン首相は、延期されていた政府による入国措置緩和を2021年12月15日より開始すると発表しました。
この入国措置の緩和は、新型コロナウイルスのワクチン接種を完了した日本国籍の渡航者が対象で、該当するビザの保有者に対し、日本からオーストラリアへの渡航が可能となるものです。
この発表を受けてジャン・アダムズ駐日大使は、
「延期されていた入国措置緩和が開始されることを大変喜ばしく思います」とコメントし、
「今回の緩和により、クリスマスや年末年始を前に、家族や友人たちとの対面での再会が容易になります」
「また学生やワーキングホリデーを含めたオーストラリアへの渡航計画が可能となることも喜ばしいことです」と述べました。
現在この入国措置の緩和に該当するのは、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、首都特別地域となっています。これら3つの州及び地域は現在、全ての渡航者に到着後72時間の隔離とPCR検査を受けることを義務づけています。
上記以外の州または準州に渡航する場合は、隔離条件等を含むその州または準州のすべての入境規則を遵守する必要があります。