モリソン首相は、2025年に開催予定の「日本国際博覧会(大阪・関西万博)」へオーストラリアが参加することを、2022年1月6日にテレビ会議方式で行われた日豪首脳会談で正式に表明しました。
「2025年の大阪・関西万博では、オーストラリアが持つ最高の創造力とイノベーションを皆様にお見せすることができるでしょう」とモリソン首相はコメントしました。
ジャン・アダムズ駐日大使はこの正式発表を受けて、2025年大阪・関西万博が日本の皆様にオーストラリアをご紹介する素晴らしい機会になると述べたうえで、
「日本はオーストラリアにとって親しい友人であり、主要な貿易相手国です。この2025年大阪・関西万博をとおして、オーストラリアが活気に満ちた経済と、多様で創造的な国としてのイメージを皆様にお見せできるでしょう」とコメントしています。
在大阪オーストラリア総領事館総領事トレバー・ホロウェイは、
「オーストラリアは1970年に大阪で開催された『大阪万国博覧会』、1985年に茨城県つくば市で開催された『国際科学技術博覧会(つくば科学万博)』、そして2005年に愛知県で開催された『愛知万博』にそれぞれ参加してきた誇り高き歴史があります」と述べています。
1970年の大阪万博で、オーストラリアのパビリオンは、日本の文化を参考にしながらオーストラリアのダイナミズムを表すことを目的とした、ユニークなデザインを展開し、オーストラリアにとっての日本の重要性の高まりを象徴していました。このパビリオンではまた、オーストラリア先住民のダンスグループのパフォーマンスも行われ、当時の日本のメディアで広く報道されました。