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在日オーストラリア大使館

6頭の優れた探知犬、訓練を終えオーストラリアから日本へ

オーストラリアで訓練を終えた6頭の優れた探知犬が、このたび日本の税関で活動を行うために母国を離れることになりました。オーストラリア政府による進んだ水際対策を、世界の舞台に披露する機会として注目されます。

カレン・アンドリュース内務大臣は、6頭の探知犬キッシュとレミ、クイントン、ソリス、ナジ、ジョージが訓練を終了し、日本の税関で職務に就くことを嬉しく思うと語りました。大臣自身も、オーストラリア国境警備隊の探知犬プログラムに支援を提供しています。

「オーストラリアは地域の安全と安定を支えるために、日本と引き続き協力的な活動を行っていきます。これには違法な武器や麻薬、現金を他国に持ち込もうとする、深刻で組織的な多国籍犯罪に関わる集団の撲滅に向けた協力が含まれます。」と、大臣は述べています。

日本に向かう6頭の探知犬は、オーストラリア国境警備隊による訓練を受けています。国境警備隊では毎年約160頭ものラブラドールレトリバーの子犬を育て、同機関や様々な国内外の法執行機関の活動にあたらせています。これらの犬はオーストラリア国内で、オーストラリア連邦警察やオーストラリア国防軍等のために、あるいは介助動物として多岐にわたる活動に従事しています。

オーストラリアと日本は、身体的障がいを持つ日本の人々をサポートする介助犬の飼育や訓練において、長年にわたる協力を行っています。

 

 

写真:Minister for Home Affairs, Karen Andrews MP(カレン・アンドリュース内務大臣)

(Twitter: https://twitter.com/karenandrewsmp/status/1490464830624780289)

 

参考:Six of Australia’s best detector dog graduates head overseas to enhance regional border security(2022年2月7日 カレン・アンドリュース内務大臣)