Australian Embassy Tokyo
在日オーストラリア大使館

第4回日米豪印外相会合がオーストラリアで開催

マリーズ・ペイン外務・女性問題担当大臣は2月10日、以下の声明を発表した。

メルボルンで今週金曜日、インドと日本、米国の外相を迎え、第4回日米豪印外相会合を開催する。インドのスブラマニヤム・ジャイシャンカル外務大臣、日本の林芳正外務大臣、米国のアントニー・ブリンケン国務高官を歓迎し、インド太平洋地域の安全と繁栄を支える、積極的で志の高いアジェンダについて協議する機会を楽しみにしている。

日米豪印の枠組み(クアッド)は、オーストラリアの最も緊密なパートナーで友人である3か国とのパートナーシップであり、それぞれが開放性や透明性へのコミットメントを共有している。私たちは共に実践的な協力、及び大小の全てのインド太平洋諸国が威圧なしに、自国の戦略的決定を行える点にコミットする、自由民主主義国家の重要なネットワークである。

新型コロナウイルスによるパンデミックからの地域の復興への支援を含め、私たちは引き続き、こうした具体的な協力の強化に努めていく。

私たちは地域におけるワクチンの分配や、サイバー及び重要技術、偽情報対策、対テロ対策、海洋安全保障、人道及び災害対応、気候変動における協力について協議する。

コロナ禍の状況が3年目を迎える中、私たち4か国は、世界に13億回分以上のワクチンを供与するという誓約の下、これまで5.05億回分以上の提供を行ってきた。

また、インド太平洋に関するASEANアウトルックの具体的な実行への支援など、今後も地域の安定と繁栄のためにASEANの中心性を提唱していく。

今回は2019年ニューヨークでの初回会合、2020年10月の東京開催に続く、3度目の対面による日米豪印外相会合となる。また最近の2021年2月会合は、バーチャル形式にて開催された。

今回の訪問は、ビクトリア州政府による新型コロナウイルス衛生ガイドライン及び手続きにあらゆる面で厳密に従う形で進められる。