Australian Embassy Tokyo
在日オーストラリア大使館

2022年「国際女性デー」 在日オーストラリア大使館は幹部職員などに女性を起用 ジェンダー平等や女性の活躍を推進

3月8日は「国際女性デー」。世界中の女性や少女たちの貢献を称え、ジェンダー平等と女性の活躍を推進するための一層の努力の必要性を認識する日です。

在日オーストラリア大使館では2022年3月現在、駐日大使、首席公使、駐在武官、空軍武官、公使(商務)、政務担当参事官、防衛政策担当参事官、戦略担当参事官、参事官兼総領事、教育・研究担当参事官、等の要職を女性が務めています。

写真左から:フィオナ・ハミルトン(参事官:戦略)、カレン・ラドフォード(参事官:防衛政策)、ソニア・ハロラン(駐在武官)、ジャン・アダムズ(駐日大使)、リア・モトラム(参事官兼総領事)、ジャニーン・ピット(参事官:教育・研究担当)、クレア・エリアス(参事官:政務担当)於:在日オーストラリア大使館

 

2020年、初めて女性として就任したジャン・アダムズ駐日大使は、今年の「国際女性デー」に寄せて以下のコメントを発表しました。

「オーストラリア初の女性駐日大使であることを誇りに思っています。また同時に、在日オーストラリア大使館では、幹部職員をはじめとする多くの女性たちが、主要な指導的役割を担って活躍していることについても誇らしく思っています。」

「在日オーストラリア大使館で女性がこれほど多くの主要な役割を担っているのは、意図的なことではありませんが、これは女性の上級職への登用に向けてオーストラリア政府機関全体が近年努力をしてきた結果です。」

2015年、オーストラリア外務貿易省は、組織の上級職に就く女性の数を増やすことを目的とした「指導的地位における女性の活躍に関する戦略」を策定しました。 この戦略が導入された時、各国に派遣されていたオーストラリア大使の女性の割合はわずか27%でしたが、現在は42%が女性大使です。 これは上級職に就く女性の指標を具体的に設定し、また女性と男性の両者とってより柔軟で働きやすい仕事環境を整えていったことなどにより、達成されました。

アダムズ大使は、

「目標が設定され、それを達成し、さらに超える事ができたのは大きな成果と言えるでしょう。若い女性たちが組織に入る際、指導的役割を担うトップの地位にも就くことができる、ということを知ってもらうことが重要です。」とも述べました。

南オーストラリア州は、1894年に女性の選挙権を認める法律を制定した、世界でも最初の地域の一つとして知られています。