世界初の液化水素運搬船で、川崎重工業の建造による「すいそ ふろんてぃあ」がオーストラリアから神戸港に到着し、記念式典が行われました。
「すいそ ふろんてぃあ」は、日豪6社が参画するコンソーシアムによる、水素エネルギーサプライチェーン構築の実証事業の一環として、ビクトリア州の褐炭から製造された水素を液化し日本へと運搬する事業です。
記念式典に出席したジャン・アダムズ駐日大使は以下のコメントを発表しました。
「ここ神戸港において『すいそ ふろんてぃあ』の到着を関係者の皆様と共に祝う事ができ、大変嬉しく思います。」
「この歴史的な液化水素運搬にあたり、ご尽力頂きました全ての関係者の皆様に改めて御礼を申し上げます。」
「このようなプロジェクトは、日豪両国が低排出の目標を達成するうえで大変重要な役割を果たします。」
「今後も引き続き日豪のエネルギー分野における緊密な協力を期待します。」
オーストラリア政府は、技術を通じた脱炭素化に関する日豪パートナーシップの下、日本へのクリーン水素の輸出に注力していく方針です。