2022年9月8日
アンソニー・アルバニージ—首相は9月8日、以下の声明を発表した。
アンソニー・アルバニージ—首相は、安倍晋三元首相の国葬に参列するため9月26−28日に日本を訪れる。
オーストラリアより公式に派遣される代表団には、安倍氏が2度にわたって首相を務めた際、行動を共にしたオーストラリアの元首相、ジョン・ハワード、トニー・アボット、マルコム・ターンブルの各氏が加わる。
安倍氏の国際舞台における指導力と多大なる貢献を称え、現役及び以前の世界の指導者や海外要人、同輩やご家族がこの国葬に出席する。
安倍氏は、オーストラリアの対日関係を、特別な戦略的パートナーシップに高めるのに貢献すると共に、自由で開かれたインド太平洋地域の実現を誰よりも標榜した。
安倍氏は日豪経済連携協定(EPA)の署名に立ち会い、日本で活躍するオーストラリア企業に新たな機会を創出してくれた。
また、日米豪印の枠組み(クアッド)や環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)の推進に精力的であった。
安倍氏はオーストラリアとの関係強化を長きにわたり訴え、結果として画期的な日豪円滑化協定を通じ、両国の防衛関係がかつてない程深まった。
オーストラリアと日本は今後も両国間のパートナーシップを強化し、安倍氏による著しい貢献をさらに推し進める。
オーストラリア代表団の国葬参列は、安倍氏のご功績、及び両国間に継続する友好関係に敬意を表するものである。
アルバニージ—首相発言の抜粋
「私たちは、真の優れた政治家を失ったことを心から悲しく思う。」
「安倍氏は傑出したリーダー、日本と地域における変化の担い手であり、オーストラリアの真の友人であった。」
「安倍氏による采配の下、オーストラリアと日本は経済関係や防衛協力、人的交流を深めてきた。彼は両国関係の強化に深くコミットしてきた。」
「オーストラリアにとり、日本は緊密な信頼できる友人である。」
「日豪パートナーシップは両国の戦略的、経済的利益の根幹を成している。」
「私たちは自由で開かれた、強靭な地域の実現を推進すべく、引き続き両国間のパートナーシップを強化していく。」