ペニー・ウォン外務大臣は2022年10月4日、以下の声明を発表した。
オーストラリアは、北朝鮮による日本の領域を跨ぐ弾道ミサイルの発射を強く非難する。日本の上空をミサイルが通過したのは、2017年以来初めてである。
今回の発射は、わが国の近隣の国々やパートナー国の安全を脅かし、インド太平洋地域の安定を損なう無謀で容認できない行為である。
北朝鮮は、危険な弾道ミサイルや大量破壊兵器の計画を禁止する複数の国連安保理決議をあからさまに無視し続けている。
わが国は引き続き、北朝鮮が7回目の核実験に向けた準備を整えているように思われる点を深く憂慮している。
わが国は北朝鮮に対し、方針を変更し、核兵器や弾道ミサイル計画を放棄すると共に、米国や韓国との対話を再開するよう強く求める。
北朝鮮による脅威に対処すべく、オーストラリアは米国や日本、韓国を含む同盟国やパートナー国との協働を続ける。