ドン・ファレル貿易・観光・特別国務大臣は2022年10月17日、以下の声明を発表した。
オーストラリア政府は、わが国のワインを主要輸出市場である日本と韓国に広めるべく、ワイン業界との連携を行っている。
「ワイン・カントリー・マネージャー・イニシアチブ」は、オーストラリア産ワインの輸出業者による市場の多様化を支援する。これは業界にとり、刺激的な新しい商機であり、輸出業者や輸入業者、ワイン専門家、バイヤーが一丸となって、日本および韓国のスーパーやレストラン、家庭におけるオーストラリア産ワインの売上増に努める。
先週、ワイン・オーストラリアの日本および韓国担当マネージャーに、ローズマリー・マクドナルド、スージー・チャンの各氏がそれぞれ任命されたことを両国で発表でき、嬉しく思う。
オーストラリアのワイン産業が困難な時期にある点を、私個人の経験から理解している。日本や韓国のような市場における需要の拡大は、将来を楽観視させてくれる。
オーストラリア政府は貿易の多様化に力を入れており、野心的で、売上拡大の新たな道を模索する企業活動を支援している。
オーストラリア産ワインの輸出先として韓国は世界第10位であり、日本にとりオーストラリアが第6位のワイン輸入元である。わが国のワイン輸出業者にとって、両地域は成長市場となっている。
「ワイン・カントリー・マネージャー・イニシアチブ」の下、業界団体であるワイン・オーストラリアおよびオーストラリア・グレープ・アンド・ワインは、日本と韓国でワインセミナーやマーケティング活動を行うために、オーストラリア貿易投資促進庁(オーストレード)やオーストラリア大使館と協働する。
オーストラリア政府による、わが国の農産品輸出業者への支援についての詳しい情報はこちらまで
https://www.austrade.gov.au/agribusiness-help