ペニー・ウォン外務大臣は2022年11月18日、以下の声明を発表した。
ショーン・ターネル教授がミャンマーで21か月以上、不当に身柄を拘束された後、オーストラリアに無事に帰国し、ご夫人やご家族と再会できたことが確認された。
ターネル教授の帰国は、ご家族や友人、オーストラリア及び地域全体にいる支援者の方々にとり大きな安堵になると思われる。
オーストラリア政府はターネル教授の解放に向け、たゆまぬ努力を続けてきた。今後も、彼と彼のご家族が必要とするあらゆる領事サービスも提供していく。
オーストラリアは、とりわけASEAN加盟国などの地域のパートナー国を含め、ターネル教授の解放を支援して下さったすべての方々に感謝する。
私たちは教授の拘束期間にASEAN議長国を務めたカンボジアやブルネイ、またミャンマー担当ASEAN特使のご尽力に感謝したい。
私たちは、ミャンマー当局がターネル教授解放のために行ってくれた取り組みを認めると共に、英国や米国、日本国籍者をはじめ、教授と同様に収容されていた人々が解放された点を歓迎する。
オーストラリア政府はミャンマーの情勢悪化を引き続き深く憂慮しており、政治的理由で収容されている残された人々の解放を今後も訴えていく。
ターネル教授がオーストラリアでの暮らしに戻り、家族との再会を果たす中、報道機関の皆様には、彼のご家族によるプライバシーへの要請を尊重するようお願いしたい。