ペニー・ウォン外務大臣は、以下の声明を発表しました。
本日、ジャスティン・ヘイハースト次期駐日オーストラリア大使の任命を発表する。新大使は2023年初頭より着任する。
オーストラリアと日本は、整合的な戦略的アジェンダや力強い通商関係、持続的な人的交流など、「特別な戦略的パートナーシップ」を共有している。
オーストラリアにとって、日本は世界第2位の貿易相手国であり、輸出先市場としては第2位、輸入原産国としては第3位の存在である。
日米豪戦略対話、クアッド(日米豪印)、東アジア首脳会議(EAS)、世界貿易機関(WTO)、G20など、多国間・地域内・複数国間の枠組みにおいて、日豪は緊密かつ信頼されるパートナーとして精力的に協力している。
安全保障と防衛における日豪関係は、両国にとって不可欠であり、域内の安定、繁栄、平和に貢献している。その土台となっているのは、日豪円滑化協定と安全保障協力に関する日豪共同宣言であり、これらは共に今年、両国首相によって署名された。
ヘイハースト次期大使は外務貿易省の幹部職員であり、直近では戦略地政学グループ担当・副次官、及びクアッド担当高官として活躍した。
その前には、首相内閣省国際局長を務めた。
国外においては在中オーストラリア大使館首席公使に就いたほか、フィリピンに勤務した経験もある。
この場を借りて、2022年7月から日本におけるオーストラリアの利益増進に尽力したピーター・ロバーツ駐日臨時代理大使の貢献に感謝したい。