Australian Embassy Tokyo
在日オーストラリア大使館

大阪・関西万博のオーストラリア館 デザイン発表

2023年10月10日

 

ドン・ファレル貿易・観光大臣が、2025年大阪・関西万博のオーストラリア館のデザインを公表しました。

オーストラリアの設計事務所「バカン」がデザインを担当しました。パビリオンは、オーストラリアのユーカリの形や色合いから着想を得たもので、オーストラリアの活気と多様性を象徴しています。

世界有数の設計事務所である日建設計が、バカンとともに設計にあたります。

パビリオンの外観はユーカリの花を抽象化したものです。建物の内外では、ユーカリの活気ある彩りと花々が現代のオーストラリア社会を映し出します。

来場者はまずオーストラリアのブッシュ・ウォークに導かれ、次に没入型体験を通じてオーストラリア全域の太陽に迎えられます。ここでは来場者にオーストラリアの新たな面を発見していただきます。

先住民文化アドバイザーである「Karrda」社がデザインチームと協働し、パビリオンが発信する物語を通じてオーストラリアの先住民の視点や経験、関心を反映させます。

パビリオンでは様々なオーストラリアの文化イベントや戦略的なビジネス・プログラムが開催され、オーストラリアの現代的で多様な魅力を世界に披露するほか、オーストラリアのために機会を創出し、日本とこの地域との関係を強化します。

「ES Global」社がオーストラリア館の建設を担当します。東京2020大会の会場で使用された建築資材などを再利用します。

オーストラリアの大阪・関西万博への参加は、日本との特別な戦略的パートナシップの象徴であり、緊密かつ長年続く両国の二国間関係の重要性を示すものです。

大阪・関西万博には150以上の国・地域と25の国際機関が参加、2,800万人が来場する見込みで、世界の皆様にオーストラリアの魅力をお伝えする絶好の機会となるでしょう。

オーストラリアは「いのち輝く未来社会のデザイン」のテーマで開催される大阪・関西万博に、2025年4月13日から10月13日まで参加します。