日本政府は8月22日、福島第一原子力発電所からALPS処理水の海洋放出を開始する計画を発表しました。
同国政府は、福島での処理水放出が厳格かつ科学に依拠したものになるよう、国際原子力機関（IAEA）と緊密な協力を進めてきました。
7月上旬には、処理水の海洋放出が、市民と環境の保護を担保する、国際的に受け入れられた安全基準に合致すると、国際原子力機関によって確認されています。
オーストラリア放射線防護・原子力安全庁（ARPANSA）は同機関の報告書を確認し、提案されている処理水放出が市民や環境に悪影響を与えることはないという同報告書の評価を支持しています。
国際原子力機関が独立した公平な立場から科学的な見地に基づいて提供した技術的助言を、オーストラリアは完全に信頼しています。