2024年2月9日
岩手県洋野町に本社をおく水産物加工会社(北三陸ファクトリー KSF)は、2023年に海外展開を本格化、現地法人をオーストラリアに設立し、今後、豪州東南部でウニの養殖や加工、販売を計画しています。
2024年2月7日、タスマニア州にて、同州のジェレミー・ロックリフ首相の立ち合いのもと、州で三代続く水産会社と、ウニの再生養殖技術を持つ北三陸ファクトリーが合弁会社タスマニア・ブルー・シーフードを設立したことを記念するイベントが行われました。
ロックリフ州首相は式典で、
「タスマニア州政府は経済を成長させ、信頼を築き、今後何年にもわたって雇用を確保する投資を提供していく事に取り組んでいます」
と述べました。
ジャスティン・ヘイハースト駐日大使も以下のようにコメントしています。
「多くのオーストラリア人の間で日本への関心が高まっており、和食の魚介類や食材の市場においても需要が増しています」
「水産分野における日豪合弁の同社は、両国に経済効果をもたらします」
日本からの投資は、オーストラリア経済の発展において重要な役割を果たし続けています。
タスマニア州政府首相プレスリリース(英語原文):
Jobs saved: Huon Valley Seafoods reborn as Tasmania Blue Seafood