ジャスティン・ヘイハースト駐日大使は今週、大使公邸に日本出身のオーストラリアの陶芸家、スウェン博江氏をお迎えし、歓談しました。
スウェン氏は京都で生まれ育ち、高校で油絵を学んだ後、芸術家としてのキャリアをスタートさせました。1950 年代後半から陶器の制作を始め、女性陶芸家の先駆けとして日本国内の女性芸術家展に多くの作品を出品しました。
1960年代にオーストラリアのアーティスト兼デザイナーである、コーネル・スウェン氏と結婚し、移住。その後オーストラリアで芸術活動を行ってきました。
ヘイハースト駐日大使は、
「著名な陶芸家、教育者であるスウェン博江さんが大使館を訪問し、改めてご自身の作品を鑑賞される場に立ち会わせて頂きました。」
「作品は館内で大切に展示しています。博江さんのアートが日豪をつないでいます。」
とコメントしています。
スウェン氏は昨年、芸術家や教育者として、長年オーストラリアへ貢献されてきたことが認められ、オーストラリア勲章を受章されています。
スウェン氏の創作への情熱と、これまでのオーストラリアに至る道のりについては、スウェン氏のデジタル アーカイブでもご覧頂けます。
The World of Hiroe Swen's ceramic art’ (hiroeswenceramicart.org)(日本語)