明日で「2025年大阪・関西万博開幕まで一年」となります。
オーストラリア政府は2024年3月19日に起工式、22日に記者会見とレセプションを行い、着工に向けた動きを加速しています。
オーストラリア・パビリオンのテーマ「Chasing the Sun — 太陽の大地へ」は、太陽を追ってオーストラリアを旅する没入型体験のほか、先住民の人びと、サステイナビリティ、地域との協力、ジェンダー平等とインクルージョンに焦点をあてた、ダイナミックな文化・ビジネスイベントを展開することを目的としています。
ナンシー・ゴードン政府代表は、万博開催まであと一年という節目をうけ、以下のようにコメントしています。
「万博開催まであと1年となったいま、オーストラリアでは万博への関心が高まっています。大阪では、これまで皆さんが知らなかったオーストラリアの一面をご紹介できることを楽しみにしています。」
「パビリオンを訪れる人はブッシュウォークをしながら、オーストラリアの雄大な大地、空、海を旅し、先住民の人びとが何万年もの間、どのように自然環境を守ってきたか、また未来に向けてどう守っていくのかを体験します。未来を考えるとき、私たちは過去から学ぶことを大切にしています。」
「オーストラリアは万博参加を通じて、日豪関係をより強固なものにしていきたいと考えています。再生可能エネルギー、宇宙、科学技術、教育・研究などの新興分野で日本との協力を拡大していきます。」
ジャスティン・ヘイハースト駐日大使は3月22日の記者会見で、
「オーストラリアは、エネルギー安全保障や食糧安全保障を通じて、日本の力の強化に貢献しています。」
「万博という一大イベントによって、日豪はどちらもさらに強くなるでしょう。全力で参加できるのを光栄に存じます。」
と述べました。
オーストラリア政府は大阪・関西万博を通じて、そのテーマである「いのち輝く未来社会」を実現するため、そして日豪関係をより強固なものにしていくため、引き続き緊密に協同していきます。
オーストラリア・パビリオン公式ウェブサイト: https://www.expoaustralia.gov.au/ja