オーストラリアは日本にとって最も緊密な地域パートナーの一つであり、スポーツ分野においても深いつながりと健全かつよきライバル関係にあります。
日本においては、本年は「野球年(Year of Baseball)」ともいうべき、大きな盛り上がりをみせています。野球の国際トーナメント「第3回WBSCプレミア12」が11月9日に開幕し、日豪両国の代表チームも参加します。
この大会に先立ち、ジャスティン・ヘイハースト駐日大使主催の歓迎レセプションが在日オーストラリア大使館で開催され、グレン・ウイリアムズ オーストラリア野球連盟CEOと代表選手、高野律雄府中市長をはじめ、日本の政界関係者らが出席しました。
ヘイハースト大使はレセプションにおいて、
「オーストラリアと日本の関係は、安全保障や防衛、経済連携など、なくてはならないパートナーシップに加え、スポーツの分野でも長年にわたってよきライバルとして、ともに歩んできました。」
「世界の舞台での両国選手の活躍を楽しみにしています。」と述べました。
また東京都府中市で最終キャンプを行ったオーストラリア代表チームを、クレア・エリアス政務担当公使が激励に訪れました。
エリアス公使は、
「府中市には、野球オーストラリア代表チームに多大なるサポートと応援を頂いております。チームのキャンプ地としていつも温かく受け入れて下さっており、府中市はチームにとって第二の故郷となっています。」
「このような交流は、まさに日豪間の緊密な人的関係の中心となるものです。」
「日豪戦、ならびに両国の健闘を期待しています。」と述べました。
第一ステージ(オープニングラウンド)では、11月13日に侍ジャパンが豪州代表と名古屋で初戦を迎えます。両国とも勝ち抜けば第二ステージ(スーパーラウンド)で再び優勝をかけて日本で対戦することになります。
パリオリンピック・パラリンピックをはじめ、2024年はスポーツが人々を一つにする(結束させる)素晴らしさをあらためて感じることができた一年となりました。