ユニヴァーサル・プリンシプルズ:環境的課題をリセットするオーストラリア建築の試み
2018年7月7日-9月6日
オーストラリアは気候や地質学などの観点から見て、両極端の要素が共存する広大な大陸です。
現代オーストラリアの文化・ライフスタイル、そして斬新なイノベーションを紹介する目玉の企画として、六本木ヒルズ展望台の一角にて、「ユニヴァーサル・プリンシプルズ:環境的課題をリセットするオーストラリア建築の試み」と題した展覧会を開催します。
「建築界のノーベル賞」と呼ばれるプリツカ—賞を受賞した建築家などを含む著名な建築物にまつわる作品も展示されます。建築がこれからの私たちの未来に、国境を越えてどのようにアプローチしていくことができるのか、というテーマについて触れ、考えていただく展覧会です。合計12の建築を、ドローイング、模型、映像で紹介します。
本イベントでは、オーストラリアの南北4千キロ近くにわたる国土で繰り広げられている「建築の旅」を体験できます。コンテクストと自然とに対応し、責任を持った形で、これからの建築がいかに開発されていくべきなのか–この差し迫った課題への答えを探っていく旅でもあります。
異なる環境が混在するオーストラリアでは、様々な様式の建築が進化を遂げており、この展覧会では、オーストラリアの最先端の建築にも触れていただくことができます。
オーストラリアnowキャンペーンのために特別に開催される本イベントには、森ビル株式会社、千葉工業大学、株式会社NHKエンタープライズ、東京藝術大学のご協力をいただいています。
本建築展にて展示された作品が、8月30日(木)から9月6日(木)まで、新建築社 青山ハウスにてご鑑賞いただけることになりました!
展示会名:「オーストラリアのサステナビリティ:ユニバーサル・プリンシパルズ」
場所:新建築社 青山ハウス
■スカイギャラリーにての一般公開について
1. 会期:2018年7月7日-8月26日
初日の7月7日には、来日する建築家のギャラリートーク(英日通訳付き)が以下の通り行われます。
12:00-
ウェンディ・ルーウィンによる建築家の紹介
12:10-1:40 pm
レイ・ブラウン Ray Brown
マイケル・トラジョン氏 Michael Trudgeon
アンドリュー・バーンズ氏 Andrew Burns
休憩
2:00-3:00 pm
ブリット・アンドレセン(Brit Andresen)
バド・ブラナガン(Bud Brannigan)
3:30-4:40 pm
アレク・ヅァネス(Alec Tzannes )
ジョン・チョイ(John Choi)
4:40-5:00pm
質疑応答
2. 会場:東京都港区六本木6−10−1 六本木ヒルズ森タワー52F 六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー内スカイギャラリー3(新宿・渋谷方面)
3.展示時間:平日・週末(祝日):10時-22時
4. 開催概要
主催:ユニヴァーサル・プリンシプルズ展実行委員会
企画:ウェンディ・ルーウィン(建築家)、マリアム・グシェ(研究者)、トム・ヘネガン(東京藝術大学教授)、今村創平(千葉工業大学教授)
制作協力:
〈オーストラリア〉ウェンディ・ルーウィン、マリアム・グシェ、ウィリアム・メイナード指導によるニュー・サウス・ウェールズ州立大学、建築プログラムの学生
〈日本〉千葉工業大学創造工学部建築学科・今村創平研究室 および 東京藝術大学美術部建築科・トム・ヘネガン研究室の学生
映像制作:キャサリン・ハンター、ブルース・イングリス
協力:森アーツセンター
助成:オーストラリア政府、オーストラリアnowスポンサー