Australian Embassy Tokyo
在日オーストラリア大使館

ヘイハースト大使スピーチ:Taste the Wonders of Australia Dinner

2025年4月9日

 

本日はゼンショーの平野誠取締役、六甲バターの塚本浩康社長、野澤組の野澤毅一郎社長、ケーアイ・フレッシュアクセスの田中亘社長をはじめ、多くの日本の友人やパートナーにご参列いただいております。 

Meat and Livestock Australia, Dairy Australia, Hort Innovation, Seafood Australia、Wine Australiaを含め、Australia Food and Wine Collaborationの皆様に心からの歓迎を申し上げます。 

今晩のTaste the Wonders of Australiaディナーにおいて、一言申し上げる機会をいただきありがとうございます。 

オーストラリアは安全かつ持続可能な農産物を作っています。 

我々は揺るぐことなく品質にこだわっています。 

オーストラリアは供給元として信頼できる存在です。オーストラリアの企業はパートナーシップに力を入れ、契約上の義務を遵守しています。 

オーストラリアの産業界は、長らく日本との連携に力を入れています。 

オーストラリアにとって日本は最も重要な市場の一つです。農産物では日本は世界第3位の輸出市場であり、長年にわたって赤肉、穀類、油用種子、乳製品、マグロ及び柑橘類を主に輸出してきました。 

しかし、日豪の関係は取引のみにとどまらない、長期的なパートーナシップであります。 

オーストラリアの企業は、乳製品業界をはじめとして、加工向けの原料を供給しています。 

産業界のキャパシティー構築において連携しています。 

また、季節の違いを生かした協力を行っていますし、この点で可能性を開拓する余地はまだまだあります。 

オーストラリアのサプライチェーンへの日本の投資は、相互の利益につながります。 

わが国は、日本に高級品を輸出・展開してきた豊富な実績があります。 

わが国は、貿易のルールや決めた約束を守ります。 

オーストラリアは日本の成功を願っています。わが国を含め、あらゆる国において強い農業や食料供給における安心感は、成功に不可欠です。 

こうした多くの分野で、オーストラリアは引き続き日本のパートナーとして、一層深い関係を作ろうとしています。 

オーストラリアの産業界は短期的ではなく、長期的な視野で活動しています。 

日本の友人と共に成長し、学び合いたいと願っています。 

パートナーシップの精神を胸に、今晩の素晴らしい食材、並びにワインをお楽しみください。