ジャン・アダムズ駐日大使は8月12日、JA全農福島の渡部俊男・県本部長をオーストラリア大使館にお迎えし、福島県特産の桃の贈呈を受けました。東京オリンピックでオーストラリアのソフトボール代表監督らが7月21日に試合のために福島を訪れた際、「福島の桃は素晴らしい」と称賛したのを受けたもので、渡部本部長は「特産品のPRに貢献していただいた」と感謝の意を示しました。
桃の贈呈は、東京電力ホールディングス株式会社 福島復興本社のご協力のもとで行われ、同社も贈呈式に参加しました。
贈呈式でアダムズ大使は「7月21日にソフトボールのオーストラリア対日本の試合を見るために福島に行き、私も福島の桃を食べました。とてもおいしかったです。自動販売機で桃を買ったことが新鮮な体験でした。実がたくさんなっている木も見ました。本日、これらの桃をいただくことができてうれしく思います」と述べました。
オーストラリアの東北地方への支援活動
2011年3月の東日本大震災以来、オーストラリアは東北地方の復興を国をあげて支援しています。オーストラリアの東北支援は政府間の枠組みを超え、自治体やコミュニティーレベル、そしてビジネスの分野へと多面化しています。オーストラリアは長きにわたり日本の友人、よきパートナーであり、今後も継続して共に歩んでまいります。