Australian Embassy Tokyo
在日オーストラリア大使館

FAQ: オーストラリアについて

オーストラリアに持ち込みが禁止されているもの、郵送できないものを教えてください。

食品、植物、動物及び動植物製品の持ち込み・郵送、その他の検疫に関するお問い合わせは、オーストラリア大使館の検疫に関するよくあるご質問およびオーストラリア国内の検疫検査局のご案内ページ (日本語)をご確認ください。

また、現金や医薬品、車の持ち込み等、関税についてはお問い合わせはオーストラリア国内の内務省(Department of Home Affairs)をご参照ください。オーストラリア大使館では関税部の担当は在籍しておりませんので、ご質問にはお答えできかねます。

オーストラリアに一般財を持ち込む際の免税枠についてはこちらをご参照ください。

 

オーストラリアへの現金等の持込み、またはオーストラリアからの現金等の持出しに上限はありますか?

上限はありません。但し、10,000豪ドルまたは外貨で同等額を超える分を、持ち出したり持込んだりする場合には申告が必要です。詳しくはこちら(英語)を参照ください。

 

医薬品、医療器具などを持込むことはできますか?

オーストラリア国内に医薬品ならびに医療器具を持ち込む場合:

オーストラリアへの入国者には、旅行者向けの例外措置(Traveller’s Exemption)が適用されます。これにより大半の医薬品、医療器具の場合、ご自身の使用、もしくは同伴の乳幼児等、直近の家族の使用のための手荷物持ち込みが認められています。

つきましては入国時の不要なトラブルを避けるため、以下のルールにお従い下さい。

* 係りつけのお医者様を通じて、使用医薬品名と処方量を明記した英文の処方箋、もしくは診断書をご準備ください。

* 医薬品は調剤された包装状態のまま、ラベルを剥がさずにお持ち込みください。これにより入国時、含有された物質の特定が容易になります。

* 持ち込み可能な医薬品の分量は、最大3か月服用分です。

オーストラリア到着時には、必ず出入国管理を行うAustralian Border Force 職員に全ての医薬品を申告してください。

* この例外措置は、手荷物内に持ち込む医薬品に限り適用されます。

* ご自身、または同伴する直近の家族以外の使用のために、オーストラリア国内に医薬品及び医療器具を持ち込むことはできません。

事前の持ち込み許可が必要な場合:

以下に該当する物質や医薬品をオーストラリアで渡航中携帯するには、許可が必要です。Drug Control Sectionへ連絡をとり、その指示にお従いください。

お問合せ先:Drug Control Section : [email protected]

• アナボリック/アンドロジェニック作用の物質(テストステロン、DHEAなど)

• 中絶薬(ミフェプリストン、RU486など)

• サリドマイド

• 人・動物由来成分を含む注射剤 (ハイゼントラ、クレキサンなど、ただしインシュリンを除く) 

• 選手やスポーツ関係者が、ホルモンやペプチド成分を含む医薬品を持ち込む場合

• 3か月分以上の医薬品服用分を持ち込む場合

持ち込み禁止の物質・医薬品:

• アミノフェナゾンやアミドピリン、アミノピリン、dipyrone(メタミゾール)

• アミグダリン/レートリル

• 大麻ならびに大麻派生品

注記:サティベックスやCBDオイルを持参したい場合、電子メールでDrug Control Sectionに、持ち込みの可否をお問い合わせください。

連絡先:Drug Control Section : [email protected]

オーストラリアに3か月分以上の医薬品の持ち込みを希望する場合:

まずはオーストラリアで登録した医師から担当部署(Therapeutic Goods Administration)に特例の許可申請をする必要があります。

特例(Special access scheme)について(英語)

海外から医薬品の郵送を希望される場合は、こちらをご確認ください(英語)

ご不明な点は、オーストラリア保健省の担当部署へ直接英語でお問合せくださいますようお願いします。

現地のお問い合わせ先はこちらへ。

 

オーストラリアに市販薬やサプリメント、ビタミン剤を持ち込むことはできますか?

持ち込み禁止の市販薬やサプリメント、ビタミン剤のリストはありませんが、最終製品の中に特定の成分や物資が含まれている場合は規制または持ち込みを禁止されることがあります。事前の持ち込み許可が必要な成分についての詳しい情報は、下記のリンクをご参照ください。

輸出入の許可が必要な医薬品について(英語)

医薬品の持ち込み規制について(英語)

特定の成分が含まれている場合、輸入許可の申請を求められます。ご不明な点は、オーストラリア保健省の担当部署へ直接英語でお問合せくださいますようお願いします。

現地のお問い合わせ先はこちら([email protected])へ(英語)。

 

お酒、タバコをオーストラリアの知人へ郵便で送ることはできますか?

郵送で送ることはできます。ただし、税関より受取人の方にインボイスを送付し、支払いが完了した後に物品が受取人に届けられます。物品の価値が1,000豪ドル以上の場合、輸入申告しなければなりません。

詳しくはこちらをご参照ください(英語)。

 

オーストラリア国内で購入した物品を手荷物として持ち出す際に、物品サービス税 (GST) とワイン同等化税 (WET) の返金を要求できることができると聞きました。詳細を教えてください。

旅行者返金プログラム (TRS) で、返金を受け取るためには、オーストラリア出国時に国際空港の入国管理局を通過したところにある、TRS事務局で手続きを済ませる必要があります。ご帰国後に、在日オーストラリア大使館で、TRSの手続きを踏むことはできませんのでご注意ください。詳細につきましては、こちらのページ(英語)をご参照ください。

 

オーストラリアの予防接種プログラムについて教えてください。また、入国に際して義務化されている予防接種があれば、教えてください。

オーストラリアでは、全国予防接種プログラムの下、ジフテリア、破傷風、百日咳、ポリオ、麻疹、おたふく風邪、風疹(三日ばしか)、B型インフルエンザ菌(Hib)感染症、B型肝炎、C群髄膜炎菌感染症、肺炎球菌感染症、みずぼうそう(水痘)の12の疾患に対する予防措置として、乳幼児・児童に対し、定期的な予防接種を実施しています。

(注:上記の情報はオーストラリア国内で行われている「乳幼児予防接種」に関するものであり、留学生を対象としている予防接種プログラムではありません。乳幼児を連れてオーストラリアへ居住される方で、現地の保育園等を利用する際は、渡航後にオーストラリア政府が推奨する予防接種を受ける必要がある場合があります。日本での接種歴が分かる資料(母子手帳など)を必ずお持ち下さい。)

The Australian Immunisation Handbook 2015 (英語)
Immunise Australia Program (英語)

また、オーストラリア政府は、黄熱病指定地域への渡航者に対して、黄熱病予防ワクチンの摂取を強く推奨しています。黄熱病指定地域を旅行して6日以内にオーストラリアに入国される方で、既に予防接種を受けている場合は、入国時にその証明書が必要となります。万が一予防接種を受けていない場合でも、それを理由に入国が拒否されることはありませんが、オーストラリア滞在中(黄熱病指定地域への渡航から6日以内)に黄熱病の症状が現れた場合には、保健当局に通知する旨を書面にて合意しなければならない等、「検疫監視」対象となります。オーストラリアへの渡航6日前に、黄熱病指定地域を訪問される方は、事前に予防接種を受け、その証明書をご用意されることを強くお勧めします。

 

オーストラリアの高校を卒業しましたが、日本の大学入学資格はあるのでしょうか?

日本国外務省などが提供する「日本留学総合情報ガイド」によると、「日本の大学入学資格は、外国で中等教育を修了した者については、当該国において学校教育における12年の課程を修了した者に認められています。学校教育における初等中等教育の課程が12年に満たない国において高等学校に相当する課程を修了した者については、文部科学大臣が指定した日本の大学に入学するための準備教育を行う課程を修了し、18歳に達した者に対して大学入学資格が認められています。また、国際バカロレア資格、アビトゥア資格などの資格を有し、18歳に達した者についても大学入学資格が認められています。」

オーストラリアの高等教育の仕組みは各州によって異なります。各州の12年の課程修了相当の学力認定試験については以下のリンク(英語)をご参照ください。個別のケースについては、各学校にご相談いただけますようお願いします。

オーストラリア首都特別地域

ニューサウスウェールズ州

ノーザンテリトリー

クイーンズランド州

南オーストラリア州

タスマニア州

ビクトリア州

ビクトリア州

西オーストラリア州

 

オーストラリアに滞在していた際に、スーパーアニュエーションに加入していましたが、その時に積み立てていた金額を換金することはできますか?申請先を教えてください。

オーストラリアの年金制度には税を財源とする社会保障制度のAge Pension(老齢年金)と、保険料を財源とする退職年金保証制度Superannuation(退職年金)があります。Superannuationは退職後の生活のための積立で、雇用主が被雇用者のためにスーパー運用基金(Super Fund)に支払います。オーストラリア滞在中にSuperannuationに加入していた有資格者は、オーストラリア国税局(Australian Taxation Office)に換金請求をすることができます。

換金請求を申請をされる方はオーストラリア国税局窓口 (英語)に直接ご申請ください。

 

日豪社会保障協定の詳細、またそれに基づく老齢年金の受給について教えてください。

オーストラリアの年金制度には税を財源とする社会保障制度のAge Pension(老齢年金)と、保険料を財源とする退職年金保証制度Superannuation(退職年金)があります。Age Pensionは生活保護的色彩の強い年金で、対象となるのはオーストラリアに10年以上住む居住者(市民権又は永住権保持者)であり、日豪社会保障協定により日本の年金制度と通算が行なわれるのはこの社会保障制度です。詳しい内容につきましてはこちらをご参照いただくか、日本年金機構へお問い合わせください。

 

オーストラリアで車を運転したいのですが、どうすればよいですか?

オーストラリアは運転に関する法律や規則が各州によって異なります。

旅行者がオーストラリアで運転するためには、日本の自動車運転免許証と国際運転免許証を携帯するか、在豪日本大使館・総領事館もしくは、オーストラリア政府が認定した翻訳機関(NAATI)による日本の運転免許証の英訳を取得する必要があります。

オーストラリアでの運転免許取得についてはオーストラリア運輸局のウェブサイト内の各州の運転免許発行機関(Ausroads)をご参照下さい。国際運転免許証の取得については各都道府県警察の運転免許センターにお問い合わせ下さい。

 

オーストラリアから帰国後、駐車違反やスピード違反のチケットを受け取りました。大使館に違反金を支払うことは可能ですか?

オーストラリア滞在中に駐車違反やスピード違反等のチケットを受け取った場合(帰国後、お手元に届く場合もあります)、支払い方法や違反内容等のお問い合わせは、チケットあるいは通知書に記載されている連絡先に直接お問い合わせください。大使館で支払いを受け付けたり、支払い代行業務を引き受けたりすることはありません。

 

オーストラリアの運転免許証の更新に必要な書類は大使館にありますか?大使館で手続きできますか?

在日オーストラリア公館には、更新に必要な書類はありません。

日本でオーストラリアの運転免許証の更新をするには、発行元の運転免許発行機関(Ausroads)に連絡をして、更新に必要な書類や情報をお取り寄せ頂く様になります。

発行先の州によって必要となるサインと写真の認証は、在日オーストラリア公館で行っております。認証サービスの詳細はこちらをご覧下さい。

 

外免切替(外国の運転免許証から日本の運転免許証への切り替え)や運転免許証の更新の際に、オーストラリアの出入国記録を求められましたが、パスポートに出入国のスタンプが押されていないので記録がありません。手続きを教えてください。

オーストラリア出入国記録を申請してください。申請の際に下記の書類をEメールでお送り下さい。

  • 申請書Form 1359, Request for International movement records (該当する箇所は全てご記入下さい)
  • パスポートのコピー或いは顔写真付きのID (例. オーストラリアの運転免許証).
  • Eメールアドレス (Eメールで出入国記録をお送りいたします)

目安の審査期間は4週間程度です。 1990年以前の渡航歴をご希望の場合は、更にお時間がかかります。

連絡先: お問い合わせフォーム

 

オーストラリア国内の銀行に口座を保有しています。オーストラリア政府による預金保証制度について詳細を教えてください。

オーストラリア政府による預金保証制度の詳細については、オーストラリア金融監督庁(APRA)のFinancial Claims Schemeのページ (英語)をご覧ください。

 

オーストラリアで開設した銀行口座を数年間放置していたら、銀行から口座を凍結したとの知らせがありました。どうしたらいいですか?

お金の移動が7年以上ない口座はUnclaimed Accountとなります。もし、見知らぬ業者から返還手続きの代行をうたった手紙やメールを受け取った場合は詐欺が疑われます。オーストラリア証券投資委員会のウェブサイト(英語)にて返還手続きをご案内していますので、こちらのリンクをご確認ください。

 

オーストラリアで使用されている電源について教えてください。

オーストラリア国内の電圧は50サイクル、240ボルトで、コンセントの差込口は三又となっております。そのため、日本製の電化製品等は通常、そのままご使用いただくことができません。オーストラリアへの渡航に際し、日本製品を持ち込まれる場合には、必要に応じて、変圧器や三又のアダプターを事前にご購入ください。

 

オーストラリアで実施されているサマータイム制度について教えて下さい。

日本とオーストラリアの時差・サマータイムについてはこちらをご確認ください。

 

オーストラリアの休日について教えてください。

オーストラリアの祝日は、全国共通の国の祝日と各州独自の祝日からなります。詳しくはオーストラリア連邦政府の国民の祝日ページ (英語)をご確認ください。また、広報文化部制作の小学生・中学生向けオーストラリア紹介ウェブサイト「もっと知りたい!オーストラリア」>生活>国民の祝日 でも全国共通の祝日についてご紹介しておりますので、あわせてご参照ください。

 

オーストラリアから「宝くじに当選した」とうたった手紙やメールを受け取りました。どうしたらよいですか?

ご自分でご購入した覚えのない外国の宝くじ当選をうたった手紙やメールを受け取った場合には、宝くじ詐欺が疑われます。オーストラリアの偽宝くじに関する「オーストラリア競争消費者委員会(ACCC)」の見解等、詳細につきましてはこちらのリンクをご確認ください。大使館として詐欺の調査を行ったり、苦情を受け付けることはできません。

 

オーストラリアの住所表記から最小行政区が判断できるか教えてください。

オーストラリアの住所の表記方法は、日本と異なるため、住所のみから、どこの市区町村(最小行政区)に帰属するかを判断することはできません。下記の例のような住所がある場合、○○○の部分が、市や区あるいは町に必ずしも相当するわけではありません。また、大使館では、特定の住所地がどの最小行政区に帰属するかについてお調べすることはいたしかねます。

例:123 ×××Street, ○○○, NSW, 2000

 

日本とオーストラリアの姉妹都市提携について教えて下さい。オーストラリアの都市と姉妹都市提携をしたいのですが、どうしたらよいですか?

日本とオーストラリア間の姉妹自治体提携は108件(102市区町・6都府県)となっています。交流内容は多岐にわたり、市民団の訪問をはじめ、教育、文化、スポーツ、経済など、それぞれの自治体で特色を活かした交流が行われています。日本とオーストラリアの姉妹都市・姉妹港についての最新情報は、CLAIR (自治体国際化協会シドニー事務所) のWEBサイトをご確認ください。新たな姉妹都市提携を希望の自治体はCLAIRにお問い合わせ下さい。一部、日豪間での姉妹州・都市提携はこちらでご紹介しています。

 

オーストラリアの学校と交流をしたいのですが、どうしたらよいですか?

全国にはおよそ600校ものオーストラリアと日本の間で交流を行っている学校があります。

CLAIR (自治体国際化協会シドニー事務所)のWEBサイトではオーストラリアと日本の学校から、交流希望が寄せられています。
交流を希望する学校の概要や担当者の氏名・連絡先がご覧いただけます。条件が合う学校があれば、直接担当者と連絡を取り合って、交流することもできます。

 

学校(団体)で、オーストラリア大使館を学習訪問できますか?

セキュリティーの都合上、学校など団体様の学習目的でのご訪問はお断りさせていただいております。
オーストラリアについて学びたい方はこちらのページをご確認ください。

 

オーストラリアに関する写真や映像資料の貸し出しはしていますか?

オーストラリア大使館では、写真や映像資料の貸し出しは行っておりません。オーストラリア政府観光局に帰属する写真・映像につきましては、同観光局の専用サイトTourism Australia's Image Gallery (英語)から申請することができます。

 

オーストラリアの国章イメージをダウンロードしたいのですがどこで入手できますか。また、使用に際してガイドライン等はありますか?

オーストラリアの国章の意味や詳細、イメージのダウンロード、ガイドライン等についてはこちら (英語)をご覧ください。

 

オーストラリアの国旗イメージをダウンロードしたいのですがどこで入手できますか?また、商業使用は可能ですか?

オーストラリア国旗の意味や詳細、イメージのダウンロード等についてはこちらをご覧ください。

また、商業使用についてのガイドラインについてはこちら (英語)をご確認ください。デザイン等に関する具体的なご質問についてはお答えいたしかねます。詳細についてはリンク先のお問い合わせ窓口に直接ご確認ください。

 

オーストラリアの国歌の楽譜や音源を探しています。どこで入手できますか?また、商業使用の場合の注意点を教えてください。

オーストラリア国歌の楽譜のダウンロードやMP3音源ファイルについてはこちらから、また商業使用に関するガイドラインやお問い合わせ先についてはこちらをご覧ください。

 

オーストラリア大使館では、試験監督サービスを提供していますか?

オーストラリア大使館では試験監督のサービスは提供していません。都市名と「Examinations invigilation service(試験監督サービス)」や「Testing service(試験サービス)」といった単語を用いて、オンラインで検索をしてください。