豪日交流基金助成金プログラムでは、当基金やオーストラリア政府の目的、優先分野、及び2017-22年戦略計画に見合った、斬新なプロジェクトの提案に資金援助を行っています。数々のプログラムや他の組織とのパートナーシップ、プロジェクトの立ち上げに対する助成を通じ、日本・オーストラリアの個人や組織間の交流拡大を目指しております。
本ページでは、助成金プログラムの一部をご紹介します。
助成プログラムのすべての受賞者は豪日交流基金(英語)ウェブサイトにてご確認ください。
2019-20年度助成金プログラム
東京2020パラリンピック交流プロジェクト
受賞団体:オーストラリア・パラリンピック委員会
助成金:20,000豪ドル
オーストラリア・パラリンピック委員会は、2020年12月に、東京都中央区、そして神戸市の学校と交流プログラムを実施しました。本プログラムは、アスリートが自身の体験談や東京2020大会への意気込みを話すことで、日本の児童に向け、パラスポーツへの好奇心を刺激するとともに、パラリンピック大会への理解を深める機会が提供されました。
詳しくはこちら:
安定的な介助犬育成のためのオーストラリアとの協力的枠組の構築
受賞団体:(社福)日本介助犬協会
助成金:10,000豪ドル
クレジット:日本介助犬協会
社会福祉法人日本介助犬協会は、「良質な介助犬候補犬の安定的な確保」を目的に、補助犬繁殖分野のオーストラリアの専門家とワークショップを開催しました。コロナ禍で専門家の来日が叶わない中、ワークションはオンラインで複数回にわたり開催され、専門家より介助犬繁殖技術やトレーニングについての助言を受け、意見交換も行われました。過去の豪日交流基金助成プロジェクトを通じて介助犬パピーもオーストラリアから同協会に贈られています。
詳しくはこちら:
【豪日交流基金のご助成】安定的な介助犬育成のため、オーストラリアの専門家によるオンラインワークショップ開催(日本介助犬協会)|社会福祉法人 日本介助犬協会のプレスリリース (prtimes.jp)
2018-19年度助成金プログラム
ライフセービング・パトロール・コンペティションを日本に紹介
受賞団体:ライフセービング・パトロール・コンペティション実行委員会
助成金:30,000豪ドル(2018-19年度)、30,000 豪ドル(2019-20年度)
オーストラリアは1980年代、サーフ・ライフセービングを日本に紹介する際に大きな役割を果たしました。本プロジェクトを通じて、オーストラリアで20年以上開催されているライフセーバーの救助スキルの高さを競う「パトロール・コンペティション」が日本に紹介されました。
詳しくはこちら:
ライフセービング・パトロール・コンペティション (lifesaving.jp.net)
オーストラリア学会30周年記念国際大会 The Forefront of Australian Studies: Interaction and Diversity
受賞団体:オーストラリア学会
助成金: 34,454.54 豪ドル
オーストラリア学会はオーストラリアに関する学際的研究の促進を図ることを目的としている研究学会です。毎年6月には全国大会が開催され、日本・オーストラリアの研究者により様々なテーマでの研究発表やパネルディスカッションが行われます。2019年には、同学会設立30周年を記念し、国際大会が東京の青山学院大学で開催されました。本プロジェクトでは、中国オーストラリア学会との連携により、中国からもオーストラリア研究者が参加し、大会テーマThe Forefront of Australian Studies: Interaction and Diversityにふさわしい研究発表が数多くありました。
詳しくはこちら:オーストラリア学会報 第87号(2019年10月3日)
2017-18年度助成金プログラム
Youth Living in Global Worlds: Analyzing Australian and Japanese Diversity
受賞団体:東京大学
助成金:15,000豪ドル
東京大学・シドニー大学・メルボルン大学による合同交流プログラムが、東京・シドニー・メルボルンで行われました。日本とオーストラリアの学生がそれぞれの国を訪れ、各地で「ダイバーシティー・多様性」について学び、グループワークを行いました。
豪日交流基金よる有識者シンポジウムシリーズ:今日の国際情勢について
受賞団体:新潟県立大学
助成金:14,000豪ドル
本シンポジウムシリーズは、日本とオーストラリアが直面する国際情勢に関する理解を深めるとともに、双方の有識者が今後一層交流を深めることを目的とし、開催されました。
2018年サイエンス・サーカス巡回展
受賞団体:豪国立科学技術センター(クエスタコン)
助成金 60,000豪ドル
豪国立科学技術センター(クエスタコン)では、大阪市立科学館及びオーストラリア国立大学、全国科学館連携協議会、日本科学未来館、各地の科学館などと協力し、日本の子供たちに科学の面白さや学ぶ楽しさを伝える巡回展示プログラム、サイエンス・サーカスを西日本地区で開催しました。
2016-17年度助成金プログラム
オーストラリアジャズミュージシャン 岩手学校訪問
受賞団体:NHKエンタープライズ
助成金 15,000豪ドル
オーストラリアの世界的ジャズミュージシャン Paul Grabowsky Trioが被災した岩手県内の小・中学校を訪れ、ジャズの演奏を通じて音楽の楽しさを子どもたちに伝えました。詳しくはこちら
Support Our Kidsオーストラリアホームステイプログラム
受賞団体:次代の創造工房
助成金 20,000豪ドル
南三陸町をはじめ、被災地のこども達のための自立支援プログラム。2015年に続き、2016年も実施しました。東北の生徒がブリスベンで被災経験についてプレゼンする等、2週間のホームステイを経験しました。
2015-16年度助成金プログラム
越後妻有の巨大パペッツ
受賞団体:スナッフ・パペッツ
助成金 15,000豪ドル
Giant Puppets of Echigo-Tsumari, A Snuff Puppets People's Puppet Project residency in Japan from Snuff Puppets on Vimeo.
AsialinkのArtist-in-Residencyに選ばれたスナッフ・パペッツは、2015年越後妻有大地の芸術祭で、オーストラリア・ハウスに滞在。地元浦田の人と、巨大パペッツを制作し、披露しました。
オーストラリア現代文学傑作選 第6作
『グリーフ ある殺人事件裁判の物語』』
受賞団体:現代企画室
助成金 23,000豪ドル
「オーストラリア現代文学傑作選」は、オーストラリアに出自をもつ、あるいは同国で活動する同時代の作家の文学作品を、10年をかけて1年1作のペースで紹介していくシリーズです。 優れたオーストラリアの文学作品を紹介すると共に、 文化的な背景やルーツが多様な作家による作品の刊行を通して、オーストラリア社会を多面的に紹介することを目的としています。
第6作は、2018年に刊行されたヘレン・ガーナ—の「グリーフ ある殺人事件裁判の物語」です。
詳しくはこちら:オーストラリア現代文学傑作選
タッチブロッサムズ:女子選手の参加促進とビジネスモデル統括支援
受賞団体:Touch Football Australia
助成金 29,500豪ドル
タッチ・フットボール・オーストラリア(TFA)は一般社団法人ジャパンタッチ協会(JTA)と協働し、日本におけるタッチラグビーのさらなる普及と女性選手の参加促進プロジェクトに参画している。詳しくはこちら。
2000年から2012年までサーニールカリー奨学金のオーストラリア関連書籍助成金並びに
出版助成プログラムにて出版された書籍はこちら。